希望は、目覚めている者が見る夢であり、絶望は、眠れる政治家を持つ現実なり


希望は、目覚めている者が見る夢であり、絶望は、眠れる政治家を持つ現実なり
――アリストテレス

歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む。
――マーク・トウェイン




厄介な一年が始まりそうな雰囲気でありますな。
大きな方向転換によって、ここ数年の仕事が無に帰す人々もいるでしょうし。

トランプ氏も大概な感じではありますが、その反対勢力の振舞いも何だか……知識人やら俳優やらも微妙な事ばかりしているような。互いに見ているものや見えているものが違い過ぎて、話が噛み合わないというか、そもそも視点が違ってるのでしょうな。双方に類する人々とそれぞれの支持者と、所属するグループが大きく乖離していているのか。まさにそれが表出したのが先の選挙だったのでしょうし、今後もこの問題に準ずる騒動を延々と見る事(あるいは味わう)になりそうですね。

短期的な利益の最大化と持続的なそれと、単純で自明に見える道と複雑な道と。
果たして生存戦略としてどちらが優れているか。私見としては資源採掘・供給・精製・加工・生産・市場への輸出といったプロセスは、もはや一国でどうこうする様な段階ではなく、世界中の国は互いの長所と短所を握り合っているのだから、事ここにおいて独り勝ちを目指すというのは難しいのではないかと。

仮にホモ・サピエンスが長年の経験、譲歩や妥協を経て社会や集団を形成したのなら(その方が効率的な生存を保証し得ると判断したのなら)現状は逆行なのでしょうね。もっとも今まさに救済や変革を求めているとか、不満を持っている者にしてみれば、そんな時間軸の理論など論外なのでしょうし、不穏な状況を構築した政治が否定され、覆されるのもまた当然の流れなのでしょう。

歴史趣味者としては大きく揺れ動く流れを目の当たりにしているのですから、面白いと言えば面白いですが。
誰もがその影響を大いに受けるであろうことを思うと単純にぼんやり見ている訳にはいかんのでしょう。

これはビールを飲んでから白ワインを飲み、赤ワインをたらふく飲んでから焼酎を空けて、バランタインを飲み始めた奴が適当に書いているので気をつけて下さい。飲もうが飲むまいが私の脳は既にアレですが。


・ここひと月の営み























適当に二輪でぶらぶらしたり、旨いものを食ったり、酒を飲んだり、綺麗なものを見たり、そういう生活をしたい……。


・お絵描き

キャプションと説明の画像で概ね語ったので、もはや書くことがないかもしれません。
強いて言うなら、鎖帷子とサーコートの良さが分かってから人間の本当の人生が始まるというところでしょうか(暴論)。



・読んだり見たり

大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争 (幻冬舎新書) 新書
辻田 真佐憲

軍(政府、権力機構)の報道部と民間の報道機関の癒着、一体化は問題であり、それを警戒しなければならない。
そしてそれは過去だけの話ではない、といったところでしょうか。

虚報や検証・分析の甘い誤報を流し続ければ、メディアは当然信用ならないものとして国民から批判を受けるでしょう。ネットではマスゴミという蔑称が用いられておりますが。そうした状況を見て、政府が報道に介入する事に対して国民が賛意、もしくは暗黙の了解を示した時、監視機構としての役割は完全に失われるのでしょう(とうに終わっているかもしれませんが)。

監視の目を離れ、監査・牽制されることのない権力が腐敗し暴走するのは歴史を紐解くまでもなく明らかな事でしょう。“善良な王”の出現に期待するのは、ギャンブルのようなものでしょうし。とはいえ今更、悲劇の原因や責任を個人や指導部や官僚機構のみ(各パーツ)に求めたところでこの手の歴史の流れを理解するのは難しいのかもしれません。国民の期待傾向・商業としての報道機関・それらに対する政府の対応、情勢を形成した当事者、需給を担った関連当事者の全てに責任は少しづつあるのでしょう。

センセーショナルで人目を引きやすい派手で拙速な報道やしょうもない番組が日々流されるのは、それに需要があるからであり、視聴者がいるから広告収入が発生する訳で。求められているものが提供されているに過ぎないのだとしたら、見るに堪えないレベルの報道も、それを統制しようとする政府の出現も、責任は全員にあるという事になるのではないかと。

もし仮に国民主権であり、民主主義であるのなら、万事がどう転ぶかはその基盤を成す国民の資質次第なのでしょう。
勿論指導者の能力というのもあるのでしょうが、選ぶのも監視するのも国民である以上、政府は国民を映す鏡ですし。

一国の政治というものは、国民を映し出す鏡にすぎません。
政治が国民のレベルより進みすぎている場合には、必ずや国民のレベルまでひきずり下ろされます。
反対に、政治のほうが国民より遅れているなら、政治のレベルは徐々に上がっていくでしょう。
国がどんな法律や政治をもっているか、そこに国民の質が如実に反映されているさまは、見ていて面白いほどです。
これは水が低きにつくような、ごく自然のなりゆきなのです。
りっぱな国民にはりっぱな政治、無知で腐敗した国民には腐りはてた政治しかありえないのです。
――サミュエル・スマイルズ



熱い映画です。
http://rush.gaga.ne.jp/index.html


さて今回はこの辺で。
次回は……また趣味全開で適当な時代にぶっ飛びますかね。

ローマと軍団に無敵のマルスと全能なるユピテルの助力あれ!
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軍団兵履歴

Legionarius

Author:Legionarius
主に世界史・戦史(東西問わず)の絵を描いております。

形式:Legionarius
状態:製造年月日から30年以上経過
使用燃料:Laphroaig,Bowmore,
Ballantine(12年が好ましいが財布が薄いのでfinest)
エンジン形式:惰性型酒冷4ストロークバルブ108気筒
始動形式:諦念あるいは深い溜息
搭乗機:CBR600RR07白→CBR1000RR2012に機種転換(乗り手に過ぎる良い機体ですがハイオクは財政が……)

音楽:(Bill Evans, Miles Davis, Dvořák, Linkin Park, Rammstein, Killswitch Engage, Enigma外)気に入れば何でも。

書物:ノンフィクション、歴史(ローマ史、古代ギリシャ,WW2外)、SF(ホーガン、ハインライン外)、最近はOsprey社の本ばかり。主にマクブライド先生のやつばかり。

漫画:(大陸軍は世界最強とかアララララーイとか)雑食。

ゲーム:ROME TOTAL WAR、MEDIEVAL TOTAL WAR
     CALL OF DUTY、S.T.A.L.K.E.R、SILENT HUNTER外

好きな陛下:Marcus Aurelius Antoninus、Flavius Claudius Julianus
好きな甲冑:ロリカ・セグメンタータ
好きなヴァンツァー:フロスト
好きなマクナブ:受領通知!!、カチカチ、カチカチ、続刊はいつですか。
以下、好きなギボン、サトクリフ、パウルカレル、スティーブンハンター、フォーサイス、ルカレ、エルロイなどと八万行に渡って続くので割愛。

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