千里の道も一歩から


千里の道も一歩から
 ――老子

 インフラ関係の事故が重なってますね。
 お隣の国の事を対岸の火事の様に見ている訳にもいかないように思います。

 トンネルの崩落、化学プラントでしばしば起きる爆発事故、油槽船やセメント船の事故、
 業界の従事者自体が高齢化し、新人が減少すれば技術や経験の知識継承は当然、不十分になるでしょう。
 受け皿の数が少なければ蓄積されたものも埃を被り、忘れ去られます。

 人間の数が減れば目の行き届く場所も減り、それだけ危険の因子は芽吹き易くなるでしょう。
 この状況が変わらない限り、この手の事件は今後も増加傾向にあるのではないかと思います。
 システムや社会が疲弊すると何が起こるか、事件がそれを目に見える形で示しているのかもしれません。


・最近見たもの
 
 クヒオ大佐

 前も書きましたっけ、忘れた…。
 最近と言っても見たのは随分前ですが、どっちだよと…。
 凄い胡散臭い詐欺師の話。こういうのは結構好きです。
 人の心の隙間に忍び入る様な男、そして薄々分かっていて騙される人々。
 誰しも、孤独や自身への無理解には耐えられないのかもしれませんね。
 現代ではネットで珍妙な趣味を晒したり、大層マニアックな趣味を開陳しても
 全世界の同志とコンタクトが取れるので良いですね。変な英語でもそれなりに会話できますし。

 しかしface bookとかtwitterの類はとても高速な情報交換など、先進的で魅力的ではあるのですが、常に接続されている雰囲気が、どうにも耐えられそうにありません。その同時性、情報の並列化、拡散能力、マイナーな趣味の人間でも語り合える等々魅力満点のシステムではあると思います。

 ただ時折、皆の楽しげな話をちょろっと覗くことはあっても、延々と繰り返される不毛な議論や堂々巡りは時間がもったいないか、と思わぬでもないです。そしてフォローしたり返信したり、を意識せざるを得ない構造でしょうから、現実社会にくたびれた私にはしんどそうな仕組みです。ネットでも同じ事をする必要はあるまい、と。

 脱線してますね。
 詐欺は犯罪ですが、これほど人心を分析・掌握し、汲み取り、取り入る才能があれば“営業”部門でなら結構行けるのではないかと思います(いや詐欺は門構えとか言いますしね)。相手が望むものを汲み取り、それを見せるという才能は重要でしょう。実体が伴うか否かで詐欺師かそうでないかの分かれ目となるのでしょうけれど。

 良い車に乗っている人、綺麗な家に住んでいる人、衣服を整え豪勢な食事をする人、社会的地位、教養あるいは衒学、言葉遣い、人間はとかく印象に弱いようで。
 綺麗な皮を纏っていると中身が如何なるものであるかを窺うのは難しいのでしょう。
 人は自分が見たいようにものを見る、と言う言葉も思い出されます。

 清須会議

 邦画も結構見てますね。信長死後の後継者を決める会議を描いた映画。
 時代劇ですが、事件の経緯からして派手な合戦もアクションも無く。
 でも配役や、いかにも劇的な台詞まわしで見せてくれます。
  
 エンダーのゲーム

 原作は大分前のSF小説ですが、日本の漫画・アニメへの影響は大でしょう。
 原作つきの映画と言うのは難しいものではありますが、概ねそのままだったと思います。
 ただ、膨大な情報を映画の枠で纏めるのは難しかったか、という点も少々。
 “星を継ぐもの”などもやらないかな。


 NHKのBSでやっているドラマ

 植物男子ベランダー

 http://www.nhk.or.jp/verandar/
 マンションの一角で植物を育てる中年男の暮らし。
 ハードボイルド風の語り口と諧謔に溢れた現実とのギャップが面白い。
 途中に挟まれる植物達の劇に有名声優が沢山出てきて、その筋の人にはたまらないでしょう。
 そして、とても上手そうに発泡酒やらを飲むシーンなど、何ともいえぬ温い空気が好きです。
 ただ、植物を愛していると言う割りに水遣りシーンの仕草の投げやりな演技に違和感を覚えます。
 あの様な散漫な水の遣り方ではそれぞれの鉢に水が行き渡らないでしょう。
 でも楽しい番組です。

 シャーロック

 http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock2/
 シャーロック・ホームズが現代で活躍したら、というドラマです。
 頭脳明晰だけれど反社会的、人格破綻とも言えるほどの傍若無人ぶり、
 いかにもイギリス人風の皮肉なジョーク、面白い。

 あとは6/6が近づいているのでこういう番組もあるようですね。
 定番の内容に終始するかもしれませんけど。

 D-Day 壮絶なる戦い 前編
 海底調査でよみがえるD-Day 前編



・お絵描き

 今回はローマ軍団兵の行軍時の様子を描いております。
 映画や漫画の軍事組織や戦士や騎士は概ね戦闘場面が華々しく描かれますが、実際は待機や訓練や移動がその時間の多くを占めているわけで。
 
 ローマ軍団 行軍


 ローマ軍団を紹介するのが主眼なので、採用、訓練、行軍、陣地構築、待機、戦闘、組織形態、そして退役、などそれぞれの様子を描いて参ります。
  
 特にローマ軍はその陣地構築能力や各員の錬度と並び、特筆すべき進軍速度が、彼らの優位性に貢献していたでしょうから軍団について語るなら避けては通れない事項と言えましょう。

 装備や行軍の詳細については次回、完成しましたら書くことと致します。
 

 今回はこの辺で。続きが描けたらまたお会いしましょう。
 ローマ市民ならびに元老院議員、そして軍団兵諸君にマルスとユピテルの助力あれ。
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軍団兵履歴

Legionarius

Author:Legionarius
主に世界史・戦史(東西問わず)の絵を描いております。

形式:Legionarius
状態:製造年月日から30年以上経過
使用燃料:Laphroaig,Bowmore,
Ballantine(12年が好ましいが財布が薄いのでfinest)
エンジン形式:惰性型酒冷4ストロークバルブ108気筒
始動形式:諦念あるいは深い溜息
搭乗機:CBR600RR07白→CBR1000RR2012に機種転換(乗り手に過ぎる良い機体ですがハイオクは財政が……)

音楽:(Bill Evans, Miles Davis, Dvořák, Linkin Park, Rammstein, Killswitch Engage, Enigma外)気に入れば何でも。

書物:ノンフィクション、歴史(ローマ史、古代ギリシャ,WW2外)、SF(ホーガン、ハインライン外)、最近はOsprey社の本ばかり。主にマクブライド先生のやつばかり。

漫画:(大陸軍は世界最強とかアララララーイとか)雑食。

ゲーム:ROME TOTAL WAR、MEDIEVAL TOTAL WAR
     CALL OF DUTY、S.T.A.L.K.E.R、SILENT HUNTER外

好きな陛下:Marcus Aurelius Antoninus、Flavius Claudius Julianus
好きな甲冑:ロリカ・セグメンタータ
好きなヴァンツァー:フロスト
好きなマクナブ:受領通知!!、カチカチ、カチカチ、続刊はいつですか。
以下、好きなギボン、サトクリフ、パウルカレル、スティーブンハンター、フォーサイス、ルカレ、エルロイなどと八万行に渡って続くので割愛。

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