人間は万物の尺度である。

 人間は万物の尺度である。
 ――プロタゴラス

 人間の数だけものの見方があり、価値の基準がある。
 世界の見え方は人それぞれ。

 一方で、人の評価や基準に囚われ、自分や他人がそこから外れていないかをとても気にする人もいるようで。
 人間と言う動物が、ただ一人で生きるのではなく、集団で社会を構成する以上、万物の尺度にもある程度の近似が求められる、というのは理解できるところですが。あまりに全体に傾倒し、人の評価、指標に依存するのも危険かと。
 もっとも、何もかも相対化するというのも考えものか。やはり全てはローマの下に!

 カラヒー!とばかりに一人よろしくやってると浮世からどんどん乖離していくのでしょう。
 平穏と均衡に到ることの難しさよ……とはいえ我が道を行く以外の考えなど意識にも上らず。
  
 何の話をしているのやら。  


 ・税金

 31日に駅前で物凄い行列を見かけたので何事かと思いましたが、帰ってからネットを見たら定期券を増税前に買う為に並んでいたとかで。2時間とか3時間とか待ってたそうですが、時間や労働力の投資、行列の不快感、個々の時給換算と見合うのでしょうか……。
 スーパーでも同じ様な事があったようですが。損益の壁を超えた何かが人々を突き動かしていたのか。あれか、スピリチュアル的なあれか。学生証の発行期日が決まっている、とかは同情しますけど。

 そういう神秘主義的な儀式、不毛な行事はおくとして、国が集めた金をちゃんと使ってくれると良いですがね。
 しかし、足りないから税金を増やすというのは一番簡単な作戦なのでは……シムシティやってる小学生でも出来ますよね。債券を酷使するのもシムシティで出来る芸当だし。結局最後は決済日にきっちり支払うか、破綻するかの二択しかないのだから……。
 今行われていることは自分の世代がつけを払うか(福祉の縮小に耐えるか)、将来の世代に払わせるかを選んでいるに過ぎないのではないのかと。 
 
 自分の消費傾向は酷くパターン化しており、月~木は昼食代、金は昼食と酒、土曜に燃料(2輪の)、あとは半年おきくらいに興味のある本やゲームをまとめて買い、衣服や耐久消費財などは流行に合わせるのではなく、必要なものを必要になるまで買わないので、あまり消費生活は変わらないかもしれません。

 ただ、缶ジュースとかペットボトルの飲み物を買う回数はこれまで以上に減る気がします。
 酒は燃料なので減らすのは無理です。酩酊せずにやっていられようか!


・テレビ

 ほとんどのテレビ番組は見る価値が無い、と勝手に断じている私ではありますが、
 中には面白いものもあるので新聞のテレビ欄は結構見ます。

 最近見た番組で面白かったのはこんな感じです。

 地球ドラマチック

 ポンペイ“骨”が語る真実
 http://www4.nhk.or.jp/dramatic/x/2014-04-05/31/07129/

 もともとこのシリーズは海外のドキュメンタリー番組を取り上げていて楽しいコーナーなのですが、ポンペイの回もなかなか面白かったです。前も同じ様な内容のものがあったような気がしたのですが少しだけ構成が違ったかな。土曜のこの枠は要チェックです。

 古代ギリシアのコンピュータや
 http://www4.nhk.or.jp/dramatic/x/2014-03-16/31/27343/
 翼竜の番組も素敵でした。
 http://www4.nhk.or.jp/dramatic/x/2014-03-22/31/30683/
 超カッコいい…。
 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/97/Quetzalcoatlus_northropi_01.jpg
 ケツァルコアトルスの様に大空を悠然と飛んでみたいものです。
 1,800万年以上地球の空を支配していた事を思えば、人類のなんと小さく儚い事か。2億年近く繁栄した恐竜とくらべれば
 長くて数十万年の歴史しか持たぬ現生人類など青二才もいいところですね。
  ハツェゴプテリクスもたまらん……。


 ETV よみがえる色彩 激動の20世紀 アーカイブ映像の可能性
 http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2014/0322.html

 20世紀の白黒映像をカラーで蘇らせる技術を紹介する番組。実質、夏と秋の特集の番宣ですかね。
 でも戦前の日本、1920年代のモンパルナスやモンマルトル、カラーで現れる藤田嗣治など興味深い映像が。

 フランスのドキュメンタリー番組アポカリプスについて触れていますが、夏頃BSでやるのだとか。
 *死体やらが平気で写るので気をつけてください。
 http://www.youtube.com/watch?v=UyYN6zBd34g
 http://www.youtube.com/watch?v=aY-jS37cBtM
 20世紀初頭の東京の風景もカラーで復元し、秋頃放送だそうです。これは楽しみです。DVDは出るのかな。
 白黒では遠く隔たった様に見える世界も、我々と連続性を持った世界だと言うことが感覚的に理解できるというのがカラー映像の長所といったところでしょうか。


 BS世界のドキュメンタリー
 報道の自由と巨大メディア企業 ~アメリカで何が起きているか~
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/140402.html

 これは米国のメディアを取り上げた番組ですが日本も他人事ではないですね。
 政府やスポンサーの意に沿わぬ内容は報道できない。あるいは視聴率を取れない、つまり株主の意向に沿わぬ、収益に繋がらない内容は報道されない。
 組織が本来の趣旨を見失い、収益と組織の維持だけを目的とした先に何があるのか。個々の市民が生活や政治的判断の根拠となる情報のより所を報道に頼る以上、そこを押さえれば国家や民主政治の行く末など容易に左右し、扇動できる。 そういう状況が現実化しているのでしょう。ネットもまたその影響を免れているわけではなく、最後は広告収入や規則がものを言う以上、根本はそう大差ないかと。

 ニュース番組と銘打っておきながら延々とスポーツや芸能の醜聞、娯楽の話ばかり取り上げる時間枠にどれほどの価値があるのか……。
 無論、運動選手たちの研鑽、比類なき技量や誉れある記録は賞賛すべきですが、他にも伝えるべき社会問題や国際情勢、政治的状況が沢山あるのではないかと。もっとも、一面ではそうした状況を望んでいるのは視聴者自身であるので需給に適った番組構成になっているだけなのかもしれませんが。

 でも、見たい番組が多くない事はそう悪いことではないのかもしれません。
 魅力的なものばかりだと、ずっとテレビにかじりついている事になりそうですし。

 我ながら、ドキュメンタリーばかりに偏ってますね。今回はNHKばかりですが、他はどうなんでしょ。
 見ていないのでさっぱりですが。
 

 ・お絵かき

 新兵を鍛え上げる百人隊長の図。
百人隊長と新兵
 さっさと立て、それともこのまま首を刎ねられたいか?
 戦場で泣き言を言っても敵は待たんぞ!
 辺境にクレメンティアの到来を期待したって無駄だ。 

 みたいな感じで。

 ロリカ・セグメンタタはどのタイプにしようか迷いましたが、
 結局これにしました。兜はどうしようかな…。


・仁義なきローマ帝国運営記

 進め、ローマに弓引く者に災いあれ。

 ときに平原で敵を打ち破り
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 ときに城壁を堅く守り
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 海と陸から容赦なく攻め立て
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上陸開始、走れ、陸の連中から手柄を奪い取れ!
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 同時進行でブリタンニアの征服も完了。
 イケニの女王ボウディッカは生まれてすらいないので、最果ての蛮族など鎧袖一触よ、などと調子をこいていたら結構強いのね。アラビアはそれぞれ2ユニットの艦隊と陸軍が駐留していて大苦戦。やはり戦争は頭数が揃わないときつい……。

叛徒共の頭上に煮え滾る油を降り注ぐ。 
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砂漠で熾烈な攻防戦
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すべてはローマの栄光のために
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 随所で一進一退を繰り返し、度重なる反乱を鎮め、じわじわとその版図を拡大。16個軍団で拡大と治安維持を両方行うのは結構大変です。
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 30個軍団くれとは言わないけど、あと4個軍団欲しい。そしたらもっと楽できたのに。何そのあと一個大隊いれば勝てた、みたいな……。
 西はヘラクレスの柱、北はゲルマニアの端まで。ブリテン島を征服し、東はアラビアを制覇。黒海沿岸にまで迫ったところで軍事的勝利の必要条件を満たしたようです。紀元前99年、開始から174ターン経過。
 史実より大分早い帝国成立ですね……。
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 とはいえ、これなら偉大なるローマを名乗ってもおかしくはないでしょう。

 一応クリアと言うことになるのか。一体何人を処刑し、城門から煮え滾る油を浴びせ、幾つの軍勢を滅ぼし、都市を炎に沈めたことか…。一人殺せば殺人者、百万人殺せば英雄、を地で行く振る舞い。悉く殲滅すれば神、ですかね。
 異文化、民族、宗教をその内に包み込む帝国というものを成立させ、維持するのがいかに困難か良く分かりました。
 国境を接した勢力全てと開戦し、刃向かう者は捻り潰すという、あまりにも頭の悪いプレイを貫徹したので余計に時間がかかっている様な。とにかく反乱の収拾が面倒でした。

 ローマ帝国もこの辺が物理的限界かと。ハドリアヌス帝もトラヤヌス帝の最大版図は損益が見合わぬと判断して縮小整理を図ったのでしょう。メソポタミア、アラビア、大ゲルマニアなどは文化が違いすぎて、一時勝利するのは容易くとも帝国版図に収め続けるのは困難です。 


 ユピテルに勝利の感謝と生贄を捧げた初代皇帝Legionariusは無事凱旋式を終え、カピトリヌスの丘を下った。すると俄に空が掻き曇り、目の前が見えなくなるほどの大雨が……黒い雲に無数の稲妻が走り、地を揺るがす様な落雷音が響き渡った。
 やがて荒天は嘘のように去り……皇帝の姿もまた掻き消えた。ローマに恐怖と栄光をもたらした皇帝はその最良の日に先祖と神君の仲間入りをしたのだ。――おわり――

 どっかで聞いたことのある様な話だな。……帝政の開祖だから神君の仲間入りも何もまだこの人しかいないじゃないか……。凄く楽しいけれど開始してから半年経っているという、恐ろしいゲームですね。
 夢は世界征服とかいうお子様にもおすすめです。物理的・領域的支配がいかに面倒で、ときに全くの不毛であるかをまざまざと見せつけてくれます。
 前時代的な軍事的世界制覇など捨て置き、武力はほどほどに(日本なら干戈を交えるまでも無く、幾つかの海峡と運河を押さえればあっという間に燃料と基礎原料と食べ物が無くなって大変な事に)、同盟国・周辺国とはある程度仲良くし、政治・経済・思想や文化的支配・洗脳によりいやらしく、ねちっこく世界征服を目指しましょう!何のこっちゃ……。


 今回はこの辺で。続きが描けたらまたお会いしましょう。
 ローマ市民ならびに元老院議員、そして軍団兵諸君にマルスとユピテルの助力あれ。
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軍団兵履歴

Legionarius

Author:Legionarius
主に世界史・戦史(東西問わず)の絵を描いております。

形式:Legionarius
状態:製造年月日から30年以上経過
使用燃料:Laphroaig,Bowmore,
Ballantine(12年が好ましいが財布が薄いのでfinest)
エンジン形式:惰性型酒冷4ストロークバルブ108気筒
始動形式:諦念あるいは深い溜息
搭乗機:CBR600RR07白→CBR1000RR2012に機種転換(乗り手に過ぎる良い機体ですがハイオクは財政が……)

音楽:(Bill Evans, Miles Davis, Dvořák, Linkin Park, Rammstein, Killswitch Engage, Enigma外)気に入れば何でも。

書物:ノンフィクション、歴史(ローマ史、古代ギリシャ,WW2外)、SF(ホーガン、ハインライン外)、最近はOsprey社の本ばかり。主にマクブライド先生のやつばかり。

漫画:(大陸軍は世界最強とかアララララーイとか)雑食。

ゲーム:ROME TOTAL WAR、MEDIEVAL TOTAL WAR
     CALL OF DUTY、S.T.A.L.K.E.R、SILENT HUNTER外

好きな陛下:Marcus Aurelius Antoninus、Flavius Claudius Julianus
好きな甲冑:ロリカ・セグメンタータ
好きなヴァンツァー:フロスト
好きなマクナブ:受領通知!!、カチカチ、カチカチ、続刊はいつですか。
以下、好きなギボン、サトクリフ、パウルカレル、スティーブンハンター、フォーサイス、ルカレ、エルロイなどと八万行に渡って続くので割愛。

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