祇園精舎の鐘の声


 どうもお疲れ様です(極東の島国に今なお隆盛を誇るシャチク族伝統の挨拶の一つ、場所を選ばぬ万能の言葉)。

 黄金週間の中日も休める等という事は無く、カレンダー通りでしたが、一人で飲んだり(通常業務)、知人と飲んだりしてたら終わってました。べ、別に朝起きられなくて、どこも行けなかったんじゃないんだからね。
 
 混雑する時期にわざわざ外出する必要は無いと合理的に判断したから、そうなんだからね。
 遊んでくれる人がいないとか、そんな事は全然ないんだからね。

 酒を補充しようと日中外に出たら、駅前の物凄い混雑に消耗。あと日光がやたら眩しい。
 着実にひきこもりの素養を身に付けつつありますね、これ。


・映画

 のぼうの城

 良いですね、この映画。
 登場人物達の妙な間のとりかたや掛け合い、最近の邦画には珍しい(?)迫力と絵作りの壮大さ。
 多分に漫画的な表現もあり、現代語で喋る様な場面もあるので人によっては気に喰わないかもしれませんけど。
より多くの人に見てもらい、楽しんでもらうにはこれくらいのバランスが程良いのでしょう。
 
 私はいつも通り、甲冑や城に目が釘付け。皆朱の槍を手挟む先駆けの武者の一騎打ちに大興奮でしたが。あと、陣太鼓と法螺貝の陣触れが格好良い。押し出せ、とか寄せろ、とか叫ぶのですかね。

 合戦があるので首が飛んだり、腹から串刺しになったり、というシーンもあります。苦手な人はご注意を。
 こういう映画がもっと増えてほしいものです。


・Do It Yourself !!

 供給が無ければ自分でやる。
 それが俺の(以下略。

 そんな訳で帝国の中枢、世界の中心たるフォルム・ロマヌムを勝手に復元。
 今回はこれにて完成という事で。

 -作成過程-

写真
フォルム・ロマヌム 写真

下書き
フォルム・ロマヌム すこしこまかく
フォルム・ロマヌム下書き

完成
フォルム・ロマヌム 完成

ポスター風
フォルム・ロマヌム ポスター風

案内図
フォルム・ロマヌム 案内図


以下pixivより

 永遠の都

 世界中の人間がここにいるのではないだろうか。この世の産物でこの都に存在しないものはありえないのではないだろうか。あまりに偉大なこの都市に入城する度に帝国の一員であることの誇りが胸を満たすと同時に、空恐ろしくなる事がある。我が身の儚く小さい事、そしてスキピオ・アエミリアヌス・アフリカヌスが滅び行くカルタゴを前に嘆いた様に、これほどの偉業もいつかは砂の城が如く潰え去る運命からは免れ得ぬのだという事に。
 なれど願わずにいられようか、ローマよ永遠なれ、と。友よ、今を楽しめ。気まぐれな神々が今日、我々に微笑んでいるうちに。
――低地ゲルマニアでの任務を終え、ローマに帰還した第XXX軍団ウルピア・ウィクトリクスのレガトゥス・レギオニス(軍団長)より知人への手紙

――法螺です。タイムマシンを使って見に行きたいのですが、残念ながら持ってないので帝都訪問時の写真を元に我が帝国の中心、フォルムロマヌムに立ってカピトリヌスの丘方面を眺めた時の光景を勝手に想像してみました。一応、主要な神殿や凱旋門、ロストラや議事堂、柱の位置は実際の平面図や復元図・模型・絵画などを参考にしています。が、細かな装飾と色彩(日光による褪色、雨、風化、略奪、損壊で失われた)など実際と違う所が多々あると思います。でも1700年位前に行った時の雰囲気は大体こんな感じでした…うろ覚えですが…。

――弊社のツアーはお客様それぞれのご希望に合わせスケジュールを作成致します。また、ポスター右におります10ヶ国語を話すギリシア人ツアーガイドと、左のゲルマン人支援軍退役兵の護衛がお客様の安全で快適な旅行をサポート致します。二人がいれば”夜の散策”も安心ですね。ご相談、お問い合わせはカエリウス旅行社までお気軽にご連絡下さい。お客様の良き旅にメルクリウスの導きあれ!

――古代ふれあい街歩き、第221回の今日は2時間スペシャルで帝都ローマよりお送りします。世界の特産品が集まる市場や帝国の中枢フォルム・ロマヌム、世界最強の剣闘士達が生死を懸けて技を競い栄光を追い求めるコロッセウム、地上最速を誇り20万人を沸かせるクワドリガエの戦車レース、百万人の喉を澄んだ水で潤す水道橋やその空腹を満たす壮大な穀物倉庫群、パラティヌスの豪壮な宮殿に住まう皇族や貴族達、逞しく愉快に生きる市井の人々など多種多様な顔を見せる首都ローマの魅力をたっぷりとお楽しみ下さい。

以上


 色彩と装飾は今一つ分かりません。
 ただ、我々が今日目にする事の出来るもの、現在のギリシアの神殿やローマ各地の遺跡がそうであるように、白亜の列柱やレンガの壁だけでなかったことは確かです。アウグストゥス邸の壁に残る鮮やかな壁画やポンペイ展などで見る事の出来る壁画からは、当時の街や建物が色彩豊かなものだった事が窺い知れます。ペディメント(神殿の屋根の正面、三角の部分)等はかなり派手だったそうで。

 朽ち果てた煉瓦の壁にはコンクリートの壁が盛られたり、タイルや大理石の化粧張りがなされたり、彫刻や絵画、塗装が施されていたのでしょう。帝国の衰亡に伴い、表面の装飾は持ち去られ、破壊され、年月を経て塗装は雨風を受け、日光を浴びて褪色してしまった為、今見る事の出来る遺跡の多くは白や茶色の落ち着いた色合いになったそうです。

 という訳で今のフォルム・ロマヌムは実に静かな色彩ですが、かつては大分派手な外観だったのではないかと。
実際に見てみない事には何とも言えませんが、過ぎ去りし日の在り様を想像するのもまた楽しく、歴史の魅力の一つでありましょう。

 凱旋式の行列が聖なる道を通り抜けカピトリヌスの丘を登り、ユピテルの神殿で勝利の報告を行い、感謝をこめて犠牲獣を捧げる。そんな光景を描くのも良さそうです。あとは空が見えなくなるほどぎゅうぎゅうにインスラが立ち並ぶ居住区なども描いてみたいものです。



 今回はこの辺で。また何ぞ出来ましたらお会いしましょう。

 全てのローマ市民に神々の祝福があらんことを。
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お疲れ様です。これから一杯どうですか?(終電を逃すこと前提のシャチク族の一般的返答)

ローマ都市図は個人的に下書き部分が一番好きです。
中世、近代の要塞、都市俯瞰図に毒されすぎてますね。すみません。

この時代のローマは今のローマよりも治安的にはどうなんですかね。
平気で観光客のポケットに手を突っ込んでくる子供やスリが可愛く見えるレベルなんでしょうか。
それならば、赤々しい護衛兵の一人や二人つけてもらえると多少は安心して旅行できますね。

お酒の美味しい季節が近づいてきましたね。
体をご自愛してお過ごし下さい。
Rome:Totalwar2が発売するまでは、たとえ核が落ちても生き延びねばなりませんから。

No title

お疲れ様です。給料日前なので、その…すみません。(本を買いすぎて財布が薄いシャチク族)

復元図や図解が沢山載っている本は時を忘れるほど楽しいですよね。
デビッド・マコーレイの”キャッスル”とか”都市”とか。

昼の人目のある場所の治安は古代にしては悪くは無いと思いますが、夜は明かりが少ない場所などは酷かった、という記述を幾つかの本で呼んだ記憶があります。女性や子供の一人歩き、金目のものを持っての路地裏はかなりリスクが高かったのではないかと。強盗、殺人、誘拐などですね。各地域に夜の見回りもいたそうですから、その必要性があったという事はつまり…。

RTWは9月のようですね。楽しみです。
ただ、Steamの販売規制、俗称”おま国”が不安要素ですね。
地域規制が入った場合は外地の知人に立替払いでギフトを依頼しようと思います。



No title

儲かりまっか? (今は亡き商業都市国家の商人が使っていたとされる挨拶)

フォルム・ロマヌム、拝見いたしました。絵や建物の雰囲気的は、4世紀をといった感じがしており、このころならば、世界の中心としてより、観光都市としてもありだったでしょう。

それにしても、私が1900年位前に行った時と建物の位置が違いますね。あんな大きな凱旋門はフォルムの中にはなかったし、演壇はもっと元老院の議場よりだったし、何より、民会場が跡形もなくなってるんですが・・・

年表の方も、あれでよかったのか悩みますが、気に入っていただけたようで何よりです。
もっと色々混ぜようかと思ったのですが、力及ばず・・・
これから、色々拡充していきたいものです。

それにしても、Rome2 が発売されますが、追加アドオンでImperial ageとか出ないもんですかね。
100年単位で変わる気候が農業収入に影響を及ぼし、治安に影響を及ぼし、軍事力に影響を及ぼし、蛮族にも影響を及ぼすのを、何とかするのは君だ!というような。6世紀までローマ帝国を維持できたら勝ち、とかそういうのも楽しいと思うんですけどね・・・
それなんて闇よ落ちるなかれ。

本土はだいぶと暑そうですが、北の大地は長袖が有効であります。これから梅雨の季節となりますが、お体にお気をつけください。
次回作も楽しみにしております。

No title

ぼちぼちでんな。

広場の景観は時代ごとに大分様変わりしたのでしょうね。
年代順に再現するのも楽しそうです。

やはり年表があると便利ですね。あやふやだった所が少しずつ形を成していくのが面白いです。

一作目の拡張版のBIの様なものが出るかもしれませんね。また滅び行く西ローマを復活させ、さらに帝国再統合を果たすという燃えるプレイが…。

心地良い季節、二輪が快適な時期は短いですね。あっという間に汗ばむ季節に。
そちらもどうかお気をつけて。

目下、ガールズ&パンツァーならぬガールズアットアームズと称して女学生と13-14世紀の甲冑の絵を描いてます。いつも以上に阿呆な事をしておりますので、しばしお待ちを。

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No title

了解です。
軍団兵履歴

Legionarius

Author:Legionarius
主に世界史・戦史(東西問わず)の絵を描いております。

形式:Legionarius
状態:製造年月日から30年以上経過
使用燃料:Laphroaig,Bowmore,
Ballantine(12年が好ましいが財布が薄いのでfinest)
エンジン形式:惰性型酒冷4ストロークバルブ108気筒
始動形式:諦念あるいは深い溜息
搭乗機:CBR600RR07白→CBR1000RR2012に機種転換(乗り手に過ぎる良い機体ですがハイオクは財政が……)

音楽:(Bill Evans, Miles Davis, Dvořák, Linkin Park, Rammstein, Killswitch Engage, Enigma外)気に入れば何でも。

書物:ノンフィクション、歴史(ローマ史、古代ギリシャ,WW2外)、SF(ホーガン、ハインライン外)、最近はOsprey社の本ばかり。主にマクブライド先生のやつばかり。

漫画:(大陸軍は世界最強とかアララララーイとか)雑食。

ゲーム:ROME TOTAL WAR、MEDIEVAL TOTAL WAR
     CALL OF DUTY、S.T.A.L.K.E.R、SILENT HUNTER外

好きな陛下:Marcus Aurelius Antoninus、Flavius Claudius Julianus
好きな甲冑:ロリカ・セグメンタータ
好きなヴァンツァー:フロスト
好きなマクナブ:受領通知!!、カチカチ、カチカチ、続刊はいつですか。
以下、好きなギボン、サトクリフ、パウルカレル、スティーブンハンター、フォーサイス、ルカレ、エルロイなどと八万行に渡って続くので割愛。

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