もしわれわれに全く欠点がなければ


もしわれわれに全く欠点がなければ、他人のあらさがしをこれほど楽しむはずはあるまい。
――フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー


人のふり見て何とやら、とか反面教師というのもあるけれど。
一方であまり建設的ではないし、自分の作業や目標に集中した方が良さそうですね。

確かに人々の営みを研究したり、観察分析するのは結構面白いのです。
私が歴史を適当に学んだり、事実を弄んだり、捏造したりするのはその辺に原因がありそうです。覗き見趣味の様な。
ただ、進んで人々の渦に飛び込む元気はあまりないし、もはや強い欲求もない。最近に至っては人の多い場所に赴くだけで疲弊感を覚えるのだから。

昔から皆が遊んでいるのを少し離れた所から眺めているくらいの距離の方が過ごしやすかった様な。
河原の運動場で知り合いが野球をしているのを土手に座って応援して、そっと立ち去る様な(最後まで付き合わないのかよ)。年経るにつれ、ますますその傾向は増しているのでしょうか。それとも現在の自分が過去の記憶を歪めているのか。

記憶と言えば最近、固有名詞が頭から出てこないのです。確かに記憶してはいるけれど、出力できない。
頭の中の引き出しやサーバーにデータが入っている実感はあるけれど、鍵を失くしたとか、ネットが繋がってないので参照できない、様な。

多分、酒の飲み過ぎで脳が壊れてきたのか、神経の接続がぶちぶちと千切れていくような具合の奴か。齢32にして情報の関連付けや連絡が崩壊しつつある様な。このまま何もかも切断されていくと事実上全てを忘れ去り、生きながら全き平穏に包まれるのでしょうか。げに恐ろしきかな、飲酒主義の弊害。皆さんはお気を付け下さい。

とうとう日本が名指しで標的に、そして身代金の要求……何だか久しぶりな気がするのですが、中東歴訪に合わせたのでしょうね。しかし本格的に狙われたら東京の様な巨大かつ過密な都市は為す術もない様に思います。
人混みや、満員電車に関わりたくない理由がまた一つ。


・映画やら何やら

 グランド・ブダペスト・ホテル
 
仮想の国ズブロフカ共和国が舞台の物語。東欧風?
絵本の様な映画です。20世紀前半から半ばくらいまでの欧州の景色が蘇る様な、象徴的な映像。
建築物や家具、衣装、乗り物。寓意に満ちた台詞やエピソード。
ここ最近では一番面白かったかもしれません。

 神聖ローマ、運命の日 ~オスマン帝国の進撃

ウィーン包囲を描いた歴史映画。予算の都合とか色々あるのだろうけれど、残念な映画ではある。
フサリアやオスマン騎兵、マスケット銃兵、塹壕に飛び交う砲弾、攻城戦、と見所はあるのだけれど、どれも今一つ迫力に欠ける様な。何でだろう。潤沢に予算のあるドラマや映画のスペクタクルに慣れてしまったからでしょうか。CGの処理、軍勢や野営地、城壁、発砲炎、血糊、視覚効果の多くがあまり馴染んでいない様に見えます。映像として惜しいというのもあるのですが、シナリオも今一つ盛り上がりに欠ける。何だかもったいない。

 無人兵器とその操縦手を題材にした映画
 http://dailynewsagency.com/2015/01/16/good-kill-international-trailer-o0b/

 狙撃手、クリス・カイルの回想録が原作の映画。実話がどの様に描かれるか興味深いです。
 https://www.youtube.com/watch?v=Av1UW0myxiA


・当ページは自由飲酒主義の実践を標榜する酩酊者個人により運営されているのであり、
 いかなる政治・宗教団体とも関連がありません。ダンテ先生の一人一党的なアレです。独善!

もう二度とテロ事件が起こらない様にジョゼフ・フーシェのクローンを筆頭にシュタージみたいな秘密警察と最新のコンピュータを使用して国土、いや全世界の人間の個人情報と行動傾向、位置情報を一括管理してですね……。

テロや暴動は減るかもしれないけれど、基本的人権とかがどっかに吹っ飛んで行っちゃいそうですね。
いや、何かを手に入れるには対価を払わなければならぬ。そうに違いない!冷厳なる秩序か、不穏な自由か!真ん中は無いのか。フィリップ・K・ディックの短編みたいな世界になりそう。あるいはチェーザレ・モーリの時代の様な!
どう転んでも頭の中からしんどそうな社会しか出て来ない。

そういう馬鹿な事を夢想していたら(通常運転)、我らが偉大なる現実は勝るとも劣らぬ事例を日々紡いでくれているようで。おぉ、デミウルゴスよ!何という世界を創造したのだ。
http://mainichi.jp/select/news/20150122k0000m030072000c.html
かの国では不穏な言動やら行動やらは結構取り締まられているようですね。日本の掲示板でも似た様な事はあると言えばありますが。通報しました、的な事例。こうなったらいっそジャッジ・ドレッドみたいな何がアレな奴をですね……やめんか。

2001年以降の米国でも似た様な事をしてた記憶があるのですが、人は何時でも何処でも同じ様な振る舞いをするということでしょうか。大体30年くらいで一世代が生まれ、60年くらいで人々の記憶が風化し、都度その中の人が入れ替わるから、新鮮味を保ちつつ永遠に人間は同じ様な事を続けるのかもしれませんね。そういう意味では歴史を学ぶ事の重要性を改めて教えてくれる事件ではあるかと。

戦闘機のジェスチャーをして逮捕、という案件が凄く気になるのですが、両手を広げてエンジン音を叫びつつ、尻からフレアでも捻り出していたのでしょうか。気になります。BGMはDanger Zoneでお願いします。

しかし日本にも、あまり余所様をどうこう言えない様な社会問題があるようで。
先日クローズアップ現代を見ていたらヘイトスピーチやら何やら、聞くに堪えぬ罵詈雑言を公共の場で叫ぶ人々が取り上げられてました。もしかしたら、あれはどれだけ羞恥心を捨てられるかという新種のエクストリームスポーツに挑戦する、誇り高きアスリート達だったのかもしれないですけど。

いつの時代だよ、と驚きでした。あれではやればやるほど彼らが称揚し、防衛せんと欲する社会や祖国の名誉を穢し、国際的な立場を不利にするだけなのでは。それくらいの勘定すら出来なくなるというのは頭の中が一体どういう事になってるのか、思考様式、行動の経緯、教育環境などに興味が湧きます。主旨には全く賛同できないけれど、もし仮にその主張が全面的に正しかったとしても、あれではより多数の人々の心を掴む様な運動にはなりえないのでは。
視覚的にも、そして振る舞いも洗練を欠いている様に見えますし。

本当に“何か”を信仰したり、崇拝したり、大切にしたり、あるいは愛でたり、脇目も振らず何らかの行動に邁進しているのなら、例えそこに第三者の評や侮蔑があったところで、きっとその人は意に介さないだろうし、決して“それ”をやめる事はないでしょうし、ましてやクドクドと反論を試みたり、報復を考えたりはしないのではないかと。
ただ静かにその道を歩み続けるのでは。実際に石でもぶつけられて、その歩みを妨害されない限りは。

気まぐれな他者の意見にフラフラと揺らぐのなら、それは“本物”なのだろうか、と。それが何であれ完全に信奉しているのなら、外野がどう放言したところで信奉する対象は微塵もその価値を変えず、揺るがぬ事を確信している筈なのだから。
言わせておけ、と一瞥すらくれぬのでは。

周辺のざわめきを気にかけた時点で、己が“それ”に対し幾許かの疑義を抱いている(あるいは信奉が完全ではない)事実を自白する事になるのでは。あるいは何の分野であれ、短絡的な“過激派”が守ろうとしているのは決して揺るがぬ“信奉の対象”そのものではなく、それに依存する極めて儚く揺るぎ易い“その人間”自身や、その脆い自尊心なのではないかと。

または、侭ならぬ世や境涯への不満から逃避する為に、その卑小な実在を不相応の巨体に見せんが為に、“信仰”や“愛国心”や“民族の誇り”や“排外”などの名を借りて暴れているだけであるのかもしれませんけど。例の事件に限らず、ネット上の論争やら大事から些事まで、世の益体も無い諍いを見るにそんな気がするのです。

もっともよい復讐の方法は自分まで同じような行為をしないことだ、とマルクス・アウレリウス帝も書かれている事だし、
相手と同じ舞台にまで降りて(あるいはわざわざ上って)行って取っ組み合うなど、自己と自身の信奉するものを自ら貶める事に他ならないのでは。同レベルに堕し、延々と泥沼に嵌り、互いに掴み合い、足を引っ張って、“仲良く”殴り合って沈んで行く者共の行列に並ぶよりは、ただ自身(あるいは同志がいればそれと)を高める為に有限の時間と資源を割いた方が万倍か良いでしょうし、建設的かつ生産的で平和だと思うのですが、世は理詰めではなく、そう単純でもないのでしょうね。

確かに何でも合理的に始末していると、煮詰まって硬直的な人間になりそうですし、突き詰めていくと頑迷かつ傍若無人な輩になりそうではあります。かく言う私も何が重点かをろくに考えもせず、ぼーっと生きて、しばしば人々の騒ぎに引きずり込まれそうになるのですが、大概そんなものは塵芥ほどの価値も無く、何も生み出しはせず、エネルギーと時の大いなる浪費なのだから、観察の対象でこそあれ、距離を置くべきではないかと思うのです。目的がよく分からないまま外交交渉のテーブルについたり、最終目標も不明のまま戦争を始めたり、目的地も決めずに出港するのは賢明ではないでしょうし。

目的地も決めずに散漫で意図不明、迷妄の極み……というのは、あまり人の事は言えませんけど。
徐々に修正して行こう、徐々に。今日は疲れたので明日くらいから。予定は未定。

宗教には強制があってはならない。正に正しい道は迷誤から明らかに(分別)されている。
それで邪神を退けてアッラーを信仰する者は、決して壊れることのない、堅固な取っ手を握った者である。
アッラーは全聴にして全知であられる。――聖クルアーン 雌牛(アル・バカラ) 256節

慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。時間にかけて(誓う)。
本当に人間は、喪失の中にいる。信仰して善行に勤しみ、互いに真理を勧めあい、また忍耐を勧めあう者たちの外は。
――聖クルアーン 時間 (アル・アスル)

慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。災いなるかな、凡ての悪口を言って中傷する者。
財を集めて計算する(のに余念のない)者。本当にその財が、かれを永久に生かすと考えている。
断じてそうではない。かれは必ず業火の中に、投げ込まれる。業火が、何であるかをあなたに理解させるものは何か。
(それは)ぼうぼうと燃えているアッラーの火、心臓を焼き尽し、かれらの頭上に完全に覆い被さり、(逃れることの出来ない)列柱の中に。 ――聖クルアーン 中傷者 (アル・フマザ)


聖クルアーンの日本語訳
http://www.krn.org/ja/default.aspx

6~7世紀のアラビア半島の現実と人々の理想や社会の要請を無視して、この宗教を語るのは目隠しをして走る様なものであり、また同時にそういう時代に誕生したものを現代にそのまま適用するというのも無理が生じるのではないかと。そういう事を言っているとその普遍性、絶対性に疑問を差し挟んでいると怒られそうではありますが。

どうでもいいけれど、幸福の何某の出版物が大層危険なかほりがするのですが……預言者出てきちゃうとか……。
クルアーンがネットで読めるのにこういうのを買う人と言うのは一体どういう人なのでしょう。
それこそ真の信仰の御業か……。

預言者は論外として、正統カリフ時代の将軍や指導者の肖像は教義上どう扱われるのでしょう。
禁じられているのか、別に良いのか。宗派で解釈は違うのか。OspreyのArmies of the Muslim Conquestにはアッバース朝のカリフのイラストはあるのですが。イスラーム初期の重大な三つの戦いとか、拡大に到るヤルムークやニハーヴァンドの戦いなど描いてみたいけれど。いや、信仰に目覚めたのではなく、重騎兵が描きたくなってきただけなのだけれど……。


・心がぴょんぴょ(略

全く当ページはまとまりの無いインターネッツですね。
項目ごとの傾向の差とか気圧差で物凄い暴風が発生しそう。
というわけで、お絵かきはこんな感じとなりました。

高雄と叢雲01

高雄と叢雲02

高雄と叢雲03

以下pixivより

艦これ “酩酊司令部の昼下がり”

高雄「何かが私の中で開放された様な…素敵な気持ち……」
叢雲「あんた、休みだからって昼間から飲むのはやめなさいよ」

高雄「あら、叢雲も今日はお休みではなかったの?ちなみに飲み始めたのは昼からではなく朝からよ」
叢雲「聞いてないし、突っ込みを入れる気すら失うわ。ちょっとあのバカに話があったから……そのお酒、何だか形容し難い匂いがするのだけど」

高雄「それが段々癖になってくるの。気づいた時にはもう他では物足りなくなって、身体が自然に求め始めるの……」
叢雲「いかがわしい言い方はやめて頂戴。他の駆逐艦が真似し始めたらどうするのよ。それで、司令官はどこ?」

高雄「報告書を書き終えられた途端、待ち構えていた足柄と隼鷹に捕まってカ○ヤスに行かれたわ。酒保にシングルモルトを揃えるよう陳情して却下されたからだとか。いつもは腐敗した魚の様に淀んでいる瞳に夜明けのセレベス海みたいな輝きを宿して、三人で肩を組み、酒が飲めるぞー♪とか変な歌を朗らかに合唱して、軽やかに歩み去って……」
叢雲「はぁ……棚にこれだけあるのに足りないの?大した戦果も上げていない癖に酒量だけは天井知らずね……で、あんたは一人置いていかれた訳?」

高雄「えぇ、いつもの仕事ぶりからは信じられないほどの速さで魚雷みたいに飛び出していかれて……お留守番になってしまったの」
叢雲「……あんたも大してお酒強くないんだから、あんなロクデナシ共に感化されては駄目よ。世に名立たる重巡がすっかり潮気が抜けて……。それに、まるで一仕事終えた後のヴァイキングみたいに出鱈目なあの連中に付き合っていたら、肝臓…いや機関損傷して海じゃなくて陸で死ぬわよ」

高雄「確かに。私もそろそろお茶にしようかしら……あら?あなたいつもと何か違うと思ったらその上着、もしかしてキス島撤退作戦成功のご褒美?叢雲はいつも夏服で寒そうだからって提督がプレゼントされていたけれど。皆の前ではあんなに嫌がっていたのにわざわざ見せに来たのかしら」
叢雲「う、うるさいわね……ただ折角貰ったのに着ないのは勿体無いから、それだけよ、最近寒いし。大体あの作戦も誰か大破する度に即撤退するから4ヶ月もかかって、いい迷惑よ……」

高雄「ふーん(提督へ、叢雲がプレゼントをお披露目する為に待っています。寂しそうなので早く帰ってきて下さい)送信、と」
叢雲「ちょ、あんた、何てメールを送ろうとしてるのよ。やめなさいよ、やめて、やめて下さい、やめて~」

高雄「冗談よ。私もそこまで無粋ではないもの」
叢雲「あんた、酔うと明らかに性格が変わるわね……そう言えば、あんたもその次の海域で活躍して何か貰ってたでしょ」

高雄「えぇ、このロックグラスを頂いたの」
叢雲「……秘書艦にロックグラスを贈る司令官って人としてどうなのかしら……」

高雄「他にも冬用のコートを頂いたわ。その短いスカートもどきを何とかしろ、と仰られて断固拒否したら、せめて外ではこれを着てくれと。提督も私生活が退廃的な割に存外、考えが昭和というか保守的な感じよね」
叢雲「あんたって本人がいないと私より辛辣ね……ちょっと待って、あんたはグラスとコートで、私は上着だけということは2:1、勘定が合わないでしょ」

高雄「あら、叢雲も結構細かい事を気にするのね。もっと素直になれば提督もそれに応えて下さるのに」
叢雲「あんたのそれは“素直”じゃなくて計算に基づく“狡猾”でしょ。もっとも、あのバカはとんでもない変態だから掌で踊るのを自覚的に楽しんでいるかもしれないわよ」

高雄「(提督へ、叢雲がプレゼントの多寡を気に病んでいるので、もっと優しくしてあげて下さい)送信、と」
叢雲「だからそれやめなさいよ、いや、やめて下さい。ちょっと、いい加減にしないと酸素魚雷を喰らわせるわよ!」

高雄「甘いわ、残像よ(上体を危なげにフラフラさせつつ)」
叢雲「なん……だと……というか、あんたかなり酔っ払ってるでしょ」
――以下、永遠に続く――

*形容し難い匂い:ラフロイグ(ゲール語で広い湾の美しい窪地の意)含めアイラモルトは極めて特徴的な匂いがする。泥炭層に浸透した水を使用し、製造時の麦芽乾燥工程に際しピート(泥炭)を焚くためだ。強烈なピート香、スモーキーな味わい、薬品の様な海の潮の様な匂いはときに敬遠されがちだが、それが気に入ってしまうと、もはや他では物足りなくなる……物足りぬ……。
―――――――――――――――――――――――

信徒よ、堅固なる神殿はその心に築け、真の信仰に壮麗なる聖堂は要らぬ。
信徒よ、素朴なる祈祷をその胸に抱け、真の信仰に厳粛なる典礼は要らぬ。
信徒よ、異なる神を崇める者を蔑むな、真の信仰に卑賤なる排他は要らぬ。
信徒よ、豊かなる酒宴は穏やかに行え、楽しき饗宴に無粋な強要は要らぬ。
信徒よ、信仰に日々の糧を擲つべからず、その財を以って友や家族と笑うべし。
何よりも信徒達よ、良き伴侶をその脳内に抱くが良い。
さすれば信徒達よ、汝らは常に最愛の者と共にあるであろう。
崇めよ、その満ちたる酒杯を。愛でよ、その薫り高き酒杯を。
緋色の水よ、琥珀の水よ、その偉大にして全能なる事、まさに限り無し。
――自由飲酒原理主義者Legionarius言行録 第48章“深く静かに酩酊せよ”27節

最後で台無し。
嗚呼、高雄と酒を酌み交わし、叢雲に窘められたいだけの人生だった……。
密かに着任してからだいぶ経ちました。
我が第一艦隊旗艦の高雄と第二艦隊旗艦の叢雲。
機種転換訓練というか、描画ソフトお試しのついでに。
こういうのを描くのはとても久しぶり、屈強な戦士ばかり描いていたので新鮮です。

常より司令部では叢雲にさっさと仕事を片付けろと詰られ、補給する度に“何かが私の中で開放された様な……”などと意味深な事を呟く高雄に戦々恐々とする日々です。何が開放されるのでしょうか、気になります。まさか危険ドラッ……。

壁の絵は数種あるベックリンの“死の島”の一つを。平穏、静寂、孤独、揺ぎ無き終焉と全き死。
とても静かな絵で強く惹かれると共に安らぎます。自分の部屋にも複製が欲しい。

ラフロイグ、ボウモア、ラガブーリン、アードベッグなどアイラの類をもっと飲みたいのですが、如何せん私は消費量過多で、燃費効率も悪く、一方で高い酒をどんどん買う経済力も無いのでいつもはバランタインの安売りを飲んでおります。
葡萄酒もまた然り、本物のコルクを捻ってボトルの喉が軽やかに鳴る音を聞きたい(トーレス・デ・サングレトロなど)のですが、アラトリステ隊長ばりに消費量が多いので普段は専ら安い箱ワインでお茶を濁しております。

艦これの話だったのに気が付けばピート香漂うキャプションに……。未成年も沢山いるpixivでアルコール臭を漂わせて良いのかどうか。違う意味で18禁というか……いや、酒は20でしたっけ。

*全編に渡り酩酊状態で描き、そして書いておりますので、不明な点があればバッコス神のせいです。
艦これは善き紳士淑女のゲームなので、こういうやさぐれたキャラクターは登場しません、たぶん。
そろそろ百人隊長にしばかれるのでローマ軍に復帰します。

以上

新しいソフトで描いてみましたが結構使い易いです。まだまだ良く分からない機能が沢山ありますが。
選択した色の明暗を素早く調整するのが慣れていないせいか難しい。
ので、立体的に描く為に陰影をつけようとするとき、色の選択に時間がかかってしまいます。

少しずつ覚えていくしかないでしょう。最近は忘れる速度のほうが速い気がするけれど。
次はローマ軍の補助軍でも描きます。シリア弓兵と歩兵、出来ればでかいバリスタも描きたい。

今回はこの辺で。
ローマと軍団に無敵のマルスと全能なるユピテルの助力あれ!
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アッバース朝の君主から晩餐に招かれたら


アッバース朝の君主から晩餐に招かれたら、その夜は多忙だと断る算段をしなければならない。
――タミム・アンサーリー著 イスラームから見た世界史より イスラム圏の言い伝え

アッバース朝の初代カリフ、アブー・アル=アッバースは寛容にもウマイヤ朝(アッバース朝の前に隆盛していた)の残党、ウマイヤ家の主要な面子を饗宴に招いた。華やかな応接の間、余興、所狭しと並んだ豪華な料理と人々の笑い声、親しげな会話が交わされ、やがて宴の盛り上がりは最高潮に達した。

まさに宴も酣のその時、扉に鍵がかけられ、給仕達は上衣を脱ぎ捨て甲冑姿が露となった。彼らは暗殺者だったのだ。アッバースの王朝確立に邪魔となるウマイヤ家の残党を始末する絶好の機会が到来したのであった。暗殺者達はウマイヤ家の人々を次々と撲殺し、この日以来アッバースは“血を流す者”を意味するサッファーフという異名で呼ばれるようになった。


第2代カリフのマンスールも似た様な事をしているのです……。アッバース朝建国に功績大なるアブー・ムスリムを宴に招き、初日はその貢献を讃え、翌日に喉を掻き切り、死体を川に捨てる。

やはり邪魔者を排除する時は笑顔で握手して肩を抱き、超フレンドリーな雰囲気を醸し出して、油断させてから腹を短刀でグッと抉るのがトレンドなのでしょうか。バイバルスがクトゥズを殺した時もそんな感じでしたし。ゲームオブスローンズの第三期もそんな感じでしたね。

イスラムの歴史も楽しいですね。
この文脈で楽しいとか言い出すと人格が疑われそうですけど。人品がどうとか、この物凄い手遅れ感たるや!
いや、私は技術的な経緯やら、手練手管に興味を抱いているのであって、殊更に暴力や破壊を好むわけではないのです。ええ、平和と静けさと知性と愛のしもべである私なのですから!

自由な表現と己の信仰への侮辱を封じ込めたいのなら、その枝葉を暴力によって潰すなんて短絡的な事をせず、増加の一途をたどる人口を利用して、しっかり根回しして政治に介入したり、スポンサーや資本などの後ろ盾の要所を脅迫するなりして、ゆるりと狡猾に圧力をかけるほうが効果的だと思うのですけれど。自動小銃に頼るほうが簡単に見えてしまうものなんでしょうかね。

安易にペンを持つ者を害すれば、それこそ英雄扱いされて自由を奉ずる人々の心に火をつけて、ますます燃え上がるだけなのだから、もっとこう、いやらしく、ねちっこく、密かに法や制度を利用して、じわじわと締め上げるように敵対者を潰していく方が上手いんじゃないかと思うのです。

最初は迎合し、取り入り、外堀を埋め、そして致命的な一刺しをする。自由主義、多文化主義の弱点はまさにその寛容さと多様性を奉ずる精神にあるのだから、それを逆手に取って攻める。そっちのほうが良いんじゃないかな、と。

そういう意味では実行犯もそれを計画した人々も、性急に過ぎ、知恵が回っていないのではないかと。
何だか杜撰で、場当たり的で散発的、長期的戦略に欠け、視野狭窄のような。信仰に殉ずる様な口ぶりの割に衝動的で、クルアーンやハディースに通暁しているようにも思えないし。

こんな体たらくでは善きウンマの実現には程遠いのでは。しかし、こういう稚拙極まりない策動をウラマーの方々はどの様に評しているのでしょう。この程度では、キヤースの適用、イジュマーの獲得、イジュティハードの実践といった高度な分析と合議を潜り抜け、その合意を得られるとは思えません。外野の私には何もかも半端で浅薄極まりない様に見えます。半端は駄目だ、とテクノライズの吉井さんも仰っているというのに。

興味深い現象ではあるけれど、あまり情勢を大きく揺さぶる様なものにはならない様な気が。もっと周到で狡猾な手腕を見せつけられたなら、自由飲酒主義体制を奉ずる私としても、その脅威を身近に感じるのでしょうけれど。


・時間もないのに本やら何やらを買う

我ながら、知りたい、見たい、という欲求が強すぎる気がしないでもない。
身の程も知らず、よく分からない事、パズルの欠けたピースを無性に埋めたくなる様な。
あるいは、ただの収集癖か。


DVD ジェネレーション・ウォー

Moff taka氏にお勧め頂いたので。
二次大戦中のドイツ軍、看護婦、女性歌手、ユダヤ人の人生を中心に進む物語。
東部戦線のドイツ軍側視点などハリウッド映画ではそうそう無い、珍しいドラマが見ごたえありです。
懲罰大隊とか……。これくらい自分の国の歴史に踏み込んだドラマを日本も作れると良いのですけどね。
ファンタジーはファンタジーで楽しいのは分かりますけど。我が国のそれはいまだ、この水準に達していないのでは。


生物の進化 大図鑑

生命37億年の歴史を追う大きな図鑑。茶でも飲みながら休日の昼下がりに楽しむのが良さそう。
“137億年の物語”とか“利己的な遺伝子”などと合わせて読むと、さらに面白いかと。


進化の存在証明
神は妄想である―宗教との決別

ドーキンスの本は実に刺激的なので、2冊も。ゲームも映画も漫画もそうですけど。
訴えたい事、やりたい事がはっきりしているというのは良いですね。
こういう事を表明できる自由が保障されている世界というのは悪くないと思います。
この徹底した必死さが良い、面白い。痺れる。


絵で見るある町の歴史 タイムトラベラーと旅する12,000年

一つの集落を1万2000年に渡り定点観測すると、どの様な光景を目にする事が出来るのかという、まさに私好みの本。絵本ですが緻密な描写が最高です。先史時代、ローマ、中世、近世など移り変わる景色が堪りません。


世界の建築様式

歴史の絵を描くのが趣味の割りに、建築に関する知識が浅薄極まりないので少し勉強しようかと。精密な図版と共に年代、地域ごとに様式が解説されるので大変分かり易いです。


遺跡から調べよう!(1) 旧石器・縄文時代
遊動する旧石器人 (先史日本を復元する1)
列島の考古学 旧石器時代

どんだけ石器時代が気になってんだよ、お前はと言われそうですが。日本の旧石器時代から縄文時代にかけて、代表的な遺跡をもとに当時の人々の暮らしを探る本など。生まれてからずっと住んでいる島とその生活の起源についてあまりにも無知なので。


旧石器・縄文・弥生・古墳時代 列島創世記 (全集 日本の歴史 1)
日本の原像 (全集 日本の歴史 2)
律令国家と万葉びと (全集 日本の歴史 3)

たまには日本の歴史を振り返ろうかと。
古代や、それより前の時代が気になって仕方がない。


写真でみる農耕と畜産の歴史(「知」のビジュアル百科)
天気のしくみ事典(「知」のビジュアル百科)
ヴァイキング事典(「知」のビジュアル百科)

題名の通り、視覚的資料が豊富な本。農耕畜産及び天候についての基礎的な知識を養いたかったので。
……この何でもかんでも貪るように知りたくなる好奇心を何とかしないと切りがないですね、本当に……。

しかし頭の中の疑問が解決される快感には抗い難い。楽しい。ものを知れば知るほど己の無知が明らかになって行く。
何かを知れば新たな問いが無限に生まれ、永遠にそれは終わらない、と。


ローマ帝国 (地図で読む世界の歴史)

時代や出来事別に地図が提示され、解説される本。ローマ趣味者には便利です。


アウグストゥス: ローマ帝国のはじまり

ローマの本ばかり読んでいる割に枝葉末節ばかり追っているせいか、カエサルとアウグストゥスについて、不勉強極まりないので参考にしようかと。


神々にあふれる世界―古代ローマ宗教史探訪

古代ローマの人々の宗教観について。技術や表面的な文化について触れる本は結構あるのですが、宗教や精神など内面に迫るものはそこまで多く無い様な。そう思ったので。


輪切り図鑑 ヨーロッパの城―中世の人々はどのように暮し、どのように敵と戦ったか

輪切り図鑑は他にも帆船とクロスセクションというのがあって、小学生くらいの頃に読んで強く心惹かれたのですが、城もあったのですね。このシリーズは私の趣味の傾向に強い影響を与えているように思います。


小さな家、可愛い家 世界の一流建築家による傑作タイニー・ハウス34軒

いずれは小さい家を建てて引き篭もりたいので参考に。
必要十分なサイズの家で本を読み、静かに暮らし、やがて訪れる死をゆるりと待ちたい。


回想の第三帝国―反ヒトラー派将校の証言

図書館の処分本を手に入れたので。基本は押さえておこうかと。


虹色のトロツキー

満州国を舞台にした漫画。美しい描画と完成度の高い筋書き。
協和会、満鉄、関東軍、石原、辻、共産主義者に抗日運動、建国大学、大陸浪人、興安軍、そういうのが気になって仕方ない人にはお勧めです。こういうのこそ、ドラマや映画にして世に知らしめるべきなのでは。

ムカデ戦旗

戦国時代、武田家に仕えた金掘り衆を主役に据えた漫画。当時の攻城戦などが活き活きと描かれております。
途中で終わってしまっているのが残念。


乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(3)

ペスト!
フス戦争を扱う貴重な漫画。続きが楽しみ。


火星夜想曲 (ハヤカワ文庫SF)

たまにはSFも。


Mamluk 'Askari 1250-1517 (Warrior)

ospreyの新刊、バイバルスが活躍した時代の武装や騎兵達について知りたかったため。
多分、日本語で類書は無いのではないかと。知りたがる人もいないでしょうけれど。


東山魁夷の世界

画集。
燃え上がる紅葉、そぼ降る雪、立ち込める霧と霞む山麓、静謐さに満ちた湖面や竹林、幽玄なる月夜。
素晴らしい色彩と光陰、最高です。


本庄雷太 アートワークス I -ミリタリア

趣味の傾向と細密な描画に惹かれて。


WOODKID 
Golden Age

David Guetta
Listen
Nothing But the Beat

She Wolfがたまらない。
https://www.youtube.com/watch?v=PVzljDmoPVs
自分の趣味趣向の支離滅裂さには我ながら呆れる。


・アニメを見る

純潔のマリアが結構面白いです。
百年戦争期の戦闘をここまで再現した映像は日本ではなかなかないのでは。
魔女の話なので途中で魔法がデウス・エクス・マキナって感じですけど。
長弓の使い方や布陣、二本指を見せて挑発する弓兵など、中世戦史大好きっ子もニヤリと出来るかと。

艦これは、ゲームをやっていない人には意味不明か。
とりあえずゲーム中の台詞を出しとけ、みたいなやり方もどうかと。
出撃時の艤装装着や艦名表示がパタパタするところ、抜錨はなかなか燃えますが。
海面を滑る様に走るのはシュールな絵面ですけど、慣れるものなのですかね。
とりあえず叢雲と高雄を出して下さい……。

暗殺教室も楽しいです。原作読んでいないので、どうなるかさっぱり分かりませんが。

アイドルマスター シンデレラガールズ
プロデューサーの目つきと態度が他人事では無い様な感じが……。
誠実さと勤勉さ、職務への情熱は見習いたいものだけれど、私には無いものですね。
気をつけないと“事案”になりそうだ。気をつけよう……。


・描き初め

諸君、天下万事の趨勢はその始まりにおいて決すると言っても過言ではないのである!
然るに新年を迎えて最初に描く絵こそが、その年の行く末を暗示するに相違あるまい。
余は本年も偉大なるローマの光明をこの昏き世にもたらすべく、一層奮励努力する所存であり……

艦これ 酩酊司令部

あ、あれ……。
正月もどこへ行くことも無く(1日だけ山間部を二輪で走って凍え死にそうになったりはしたけれど)、目が覚めている間はずっと酒を飲み、茶を飲み、ごろごろして本を読んだり、絵を描いたりしていたのですが、何故かこんな絵に。

艦これ、の叢雲と高雄のつもりなのです……申告しないと分かってもらえない様な気もしないでもない。
似せようと努力はしましたが、出来ぬものは出来ぬと言う勇気!
(何でも○○する勇気とつければ肯定的になるんじゃないかという反知性的な試み)
叢雲はいつも寒そうな格好なのでカーディガン的なものを着せました。冬ですし。
しかも怪しげな腕章や旧軍の参謀みたいな飾緒を勝手に……。

厭離穢土欣求浄土!自由飲酒主義が充溢した月曜の無い世界に行きたいのです。
我々は大日本自由飲酒主義人民共和国の建国を目指して日夜革命的運動の手を緩める事無く歩まねばならぬのです。
自由飲酒主義体制の確立と護持こそが当ページの綱領であり……(以下8万字に渡り熱弁を振るうも削除)

で、長らくお絵描きにpixiaを使っていたのですが、たまには別ので描いてみようかと。
CLIP STUDIOなる描画ソフトをお試し中です。
いつもの様に屈強な戦士とか騎士でも良かったのですが、折角なので我が第1艦隊旗艦と第2艦隊旗艦を。

山積みの本、ウィスキー、箱ワイン、未決済の仕事の山……概ね自分の生活や人生を象徴する様な部屋を描いてみました。ラフロイグを飲みたかったので描きましたが、実際はバランタインの消費量の方が多いです。高くてそんなに買えません。 ウィスキーのラベルの形状で銘柄が分かってしまう人は僕と握手!葡萄酒は適当に捏造しました。
 
提督の不在を良い事に仲良く指揮官の罵詈雑言を並べ立てているのでしょう。
共通の敵と共犯意識が仲間の結束を高めるのです!もっと前向きな世の捉え方はできないのか……。
どこぞのオフィスの給湯室でその場にいない人の話をする女性社員みたいですね。
男は男で飲み屋でいない人間の陰口を叩いている様ですが。
本当に聳え立つクソの様な輩ばかりだ!

「あの局面で撤退はないわー、ビビり入り過ぎでしょ。マジで判断力疑うわー」
「ねー、この間も陣形選択ミスって潜水艦沈め損なったし、ほんとやる気あるのかしら」
「作戦会議でぼーっとしてたけど、絶対アレ半分寝てたでしょ」
「艦娘の命を預かっているという意識が欠けてるんじゃないの」

みたいな主旨の会話が。口調が飲み会で愚痴るバイトの学生みたいになってますけど。
どんなキャラクターを描いても漏れなくやさぐれてしまうという……。
多分、描いた奴の心性に決定的な問題があるのでしょうな。

色塗りの機能がさっぱり分からないのでどうなる事やら。
カラーパレットの仕様もだいぶ違うので1から覚え直しです。
時間はかかるでしょうが、いずれ完成するでしょう。

今回はこの辺で。
皆様にネプトゥヌスの加護があらんことを!
軍団兵履歴

Legionarius

Author:Legionarius
主に世界史・戦史(東西問わず)の絵を描いております。

形式:Legionarius
状態:製造年月日から30年以上経過
使用燃料:Laphroaig,Bowmore,
Ballantine(12年が好ましいが財布が薄いのでfinest)
エンジン形式:惰性型酒冷4ストロークバルブ108気筒
始動形式:諦念あるいは深い溜息
搭乗機:CBR600RR07白→CBR1000RR2012に機種転換(乗り手に過ぎる良い機体ですがハイオクは財政が……)

音楽:(Bill Evans, Miles Davis, Dvořák, Linkin Park, Rammstein, Killswitch Engage, Enigma外)気に入れば何でも。

書物:ノンフィクション、歴史(ローマ史、古代ギリシャ,WW2外)、SF(ホーガン、ハインライン外)、最近はOsprey社の本ばかり。主にマクブライド先生のやつばかり。

漫画:(大陸軍は世界最強とかアララララーイとか)雑食。

ゲーム:ROME TOTAL WAR、MEDIEVAL TOTAL WAR
     CALL OF DUTY、S.T.A.L.K.E.R、SILENT HUNTER外

好きな陛下:Marcus Aurelius Antoninus、Flavius Claudius Julianus
好きな甲冑:ロリカ・セグメンタータ
好きなヴァンツァー:フロスト
好きなマクナブ:受領通知!!、カチカチ、カチカチ、続刊はいつですか。
以下、好きなギボン、サトクリフ、パウルカレル、スティーブンハンター、フォーサイス、ルカレ、エルロイなどと八万行に渡って続くので割愛。

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