遠い昔、遥か彼方の銀河系で


あのオープニングとBGMが頭の中で自動再生。

どうもこんばんは。
ローマ帝国再建計画はアフリカを収拾し、マッシリア攻略を企図したところで停止中です。
出張やら何やらが…。遅々として進みません。

進まないといえば、ユニットの移動範囲もう少し増えないかな。
実際と同じ行軍距離を再現したら、ターン制ゲームのゲーム性が崩壊してしまうのかもしれないけれど、1日25kmくらい歩いたローマ軍やもっと進むであろう船舶を思うと1ターンで出来ることが大分限られている様な。あとAIの順番待つのが大変ですね。本でも読んでろってことですか。

と、色々不満はあるけれど。結構楽しいです。


・TIEファイター


TIEファイター 文字なし

帝国軍は君の力を求めている!
TIEファイター ポスター風


以下pixivより

遠い昔、遥か彼方の銀河系で

帝国宇宙軍募兵ポスターより惑星キャッシーク封鎖任務に従事するキャッシーク分遣艦隊所属インペリアルⅡ級スターデストロイヤー2376番艦"インヒビター"第3飛行中隊”フォボス”指揮官ディアナ・リスト少佐(一個中隊は12機編成、通常はスターデストロイヤー一隻につき6個中隊配備)

――スターウォーズのスピンオフ小説”The Distant Rumble of Thunder”は帝国宇宙軍の活躍や無慈悲にして過酷な生活、帝国軍兵士達の素顔を緻密に描写した作品として有名ですが、今回はその登場人物の一人、艦隊随一の生還率を誇るフォボス中隊の指揮官を。映画にも大佐に昇進した彼女がちらりと登場するので要チェックです……といういつもの法螺

―― というわけで帝国宇宙軍の精鋭、帝国アカデミーを優秀なる成績で卒業したパイロットを。肉体的、精神的に過酷を極める訓練により最終的にパイロットになる事が出来るのは志願者の1割にも達しないそうです。
 彼らが駆る帝国の一般的な戦闘機であるSienar_Fleet_Systems社製TIEファイターは高機動を重視するあまり偏向シールド、装甲、脱出装置、着陸装置、搭乗員の生命維持装置が存在しません。
 彼らはその生命維持機能をフライトスーツのみに依存しており、前線のパイロット達は常に 大きな危険と過剰なストレス環境に投入されています。しかしながら帝国宇宙軍パイロットは全ての犠牲が帝国のさらなる支配と銀河における新秩序の確立に繋がる事を肝に銘じており、死や苦痛への恐怖を克服しているのです。銀河帝国万歳!!

――帝国の戦闘機は艦載機としての運用を重視している事と生産コスト削減及び、高機動を目的とした軽量化の為にハイパードライブを積んでいないそうで、万が一、母艦に置いて行かれると宇宙を彷徨う羽目になるそうです。置き去りになった場合の生存時間はスーツの酸素が切れるまででしょうか…。
 同盟側との設計思想の違いが面白い、というか恐ろしい。最近もデカい宇宙要塞が吹っ飛んだとか言う話だし、地上勤務に転属願いを出そうか…。

――宇宙に花咲く無名のサーガ、次に瞬き散るのは誰か。次回、帝国宇宙軍戦記第8話”惑星ホス包囲作戦”

――奴らの宣伝は本当さ、帝国軍パイロットは撃墜による死を恐れない。故障して誰も助けに来ない静かな宇宙の片隅で死を待つ方が恐ろしいだろ。”同盟軍パイロットが好んだジョーク”

以上


 詳細はお近くの帝国宇宙軍採用案内所及び帝国アカデミーにお問い合わせ下さい。
 しかし、機動性を重視して搭乗員の生存性が低下、パイロット達は損耗、どこぞの国の話を聞いてるみたいですね。スターウォーズに登場する兵器や人物について詳細に書かれているwikiを見ていたらこんな絵を描いてました。

 でも昔からXウィングじゃなくてTIEファイターが好きでした。ガンダムでもザクの方が好きですし、ジェダイではなくスカウトトルーパーの方が好みです。そういう傾向があるのでしょうね。

 そういやストームトルーパーのCMがなかなか面白い。
http://www.nissan.co.jp/SP/JUKE/PERSONALIZE/?from=youtube&scadid=n20130830ad000004046
 何で皆同じ顔なのか、現代社会に倦み疲れた私の心にも突き刺さる、なかなか哲学的な問いですね。
 何故、仮面を被り、それに従って己を曲げねばならぬのか、そして容易く失われる主体…。

 必要最小限のものを除いてそういった振る舞いを求める全てといつの日か必ずや決別し、平穏にして静かな日々を手にせんと心に誓い(略。

 あれ、スターウォーズの話じゃなかったのか…。 


・最近見たドラマ

 http://wwws.warnerbros.co.jp/gameofthrones/mainsite/
 HBOのドラマ、ゲームオブスローンズが最近のお気に入りです。原作は”氷と炎の歌”という小説で続巻中の模様。おそらくブリテン島の歴史や風土を中心に世界各地の要素を取り入れて作り上げた世界観、さらにファンタジー色を織り交ぜた作品なのでしょうが、各勢力の特色、登場人物の掘り下げ方、甲冑やロケーションなどの美術も相当にこだわって作られており、ファンタジーが好きな方も歴史が好みの方も気に入るかと。
 
 レンタルは第1シーズンまでですかね。続きが早く見たいものです。
 ただ、露骨な性描写や激しい暴力シーンもあるので小さい子供にはおすすめ出来ませんが。


 最近は大体そんな具合でございました。
 次は何を描こうか考えつつ、今回はこの辺で。

 
 銀河帝国の益々のご発展を心よりお祈り申し上げつつ。
 何か出来たらまたお会いしましょう。
スポンサーサイト

元老院並びにローマ市民諸君

元老院並びにローマ市民諸君そして我がコンミリーテスたる、軍団兵諸君!
遂に待望の日が到来した。世界をその光明で照らす日が。

ローマは諸君の力を求めている。
ガリアで、アフリカで、ギリシアで、あるいはメソポタミアの果てまでも。
ヘラクレスの柱から遥かインドの彼方まで、およそ人間の到達し得る全ての世界がローマの名を知る時が来たのだ。

神々の名でもなく、ヘラクレス、アレクサンドロスの様な英雄の名でもない。
ローマの名誉とその力を知らしめるのだ。

だが、世界に羽ばたく諸君の頭を抑え付ける者がいる。
それは誰だ?
ヒスパニアを脅かし、シチリアを不当に支配し、諸君の利益を阻む者がいる。
我等の海への玄関を塞ぐ者、それは誰だ?

そう、カルタゴだ。

今やミセヌムの艦隊は艤装を終え、出港を待つばかりだ。
風は南へ吹き、衝角は磨き抜かれている。

槍は研ぎ澄まされ、門の閂は抜かれた、いったい誰が敵の訪問を待つだろう。
誰が怯懦のうちに指を咥え、郷里と家族達が蹂躙されるのを待つだろうか!

ならば風孕む満帆の船に乗り込み、シチリアとアフリカの浜辺に軍靴を濡らし、第一歩を刻むのは誰だ?
銀鷲旗の下、カルタゴの城壁で不滅の栄誉と勝利の栄光を掴むのは誰だ?

いや、誰でもない、ローマ人だ。
誰か、ではない。我々が、ローマが行くのだ!

ローマ市民諸君!
物知らぬカルタゴ人に教える時が来た。

勝利し、支配し、法を定めるのは常にローマであると。

――ローマの扇動政治家、前執政官、独裁官 Marcus Cornelius Legionarius
フォルム・ロマヌムのロストラにおける告示、市民にカルタゴとの開戦を告げて


 などと散々に人々を煽り立て、共和国と地中海世界を終わりなき戦いの惨禍に引きずり込んでいく罪深い私。
なお、彼は演説でカルタゴが和平協定を破ったかのような事実を実しやかに説明しているが、実際は呑みようのない無茶な条件(ヒスパニア、地中海島嶼部への進出制限、軍艦の建造制限、関税の撤廃、カルタゴの城壁撤去、5000タレントの金銀財宝を今すぐ一括で送ってこい的な提案)を提示して開戦を誘った血も涙も無い人でなしの模様。


 どうもこんばんは。
 そんな感じで一人盛り上がって夜毎地中海世界の征服を目指しております。

 もう満員電車という名の奴隷船には乗りたくないし、お外に出ないでずっと引き篭もっていたいのですが、残念ながらお金が無いのでそういうわけにもいかず。もう少し進めたいのですが、あまり時間も取れず。



・お絵かき

 スターウォーズのTIEファイターとパイロットのお姉さんを。
TIEファイター

 帝国軍パイロットが使用するヘルメットの顔つきが好きです。
 帝国軍の乗り物はどれも好みなので今後も少しずつAT-ATとか74-Zスピーダー・バイクなどを描いていこうかと。
 ただ、TIEファイターもそうですが運用思想というか設計思想が物凄い人命軽視で恐ろしいですね。コストを下げたいのは分かるけれど、経験のあるパイロットを失うほうが結果的にコストは増大するのではないかと。
 


・Total War: Rome II


 時に紀元前3世紀後半、共和政ローマに一人の独裁官が現れる。コルネリウス一門のMarcus Cornelius Legionarius、ローマに騒乱をもたらすもの。これは一足早い共和政ローマの落日、狂乱の時代の始まりの物語である。
*これはフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。

 
 と言う訳で扇動、脅迫、贈賄、戦後の利権供与確約などありとあらゆる汚い手を使って、特に国家の危機でもないのに終身独裁官に就任したLegionariusはさっさとイタリア半島を統一し、アルプス南北の交通の要衝を確保、別段脅威でもないカルタゴが西地中海覇権の邪魔というただそれだけの理由で戦争への道を歩み始めたのです。

 北方の攻略、ローマ人入植地での虐殺事件を理由にアルプス周辺へ侵攻。独裁官による誘引や陰謀の噂あり。
武装した北方の蛮族に屠られるローマ人

 その後は平和にやっていたんです。港や街道を整備して、図書館や市場を充実させ、民の安寧と繁栄を願っていたんすよ。そしたら、カルタゴさんが調子くれてんじゃねえ、と港湾封鎖なんかするものだから、ついカッとなってやった。今は満足している。

 カルタゴを下すにはその途上にあるシチリア、サルディニアを抑えねばなりません。
 というわけでシチリア、何も言わずに俺についてこい。
 いや、俺の為に毎年穀物を作って欲しい。というか寄越せ。などという古風なプロポーズもとい脅迫めいた大変男らしい布告ののち、嫌がるシチリアを無理やり征服。

 占領地域を奪還しようと上陸するシラクサ軍を水際でいじめる。
上陸するシラクサ軍を水際でいじめる我々
 最前列は危ないので後ろでコソコソ動く。
後列から指示を下す私の図
 カルタゴ人の象さんと戯れるローマ人達
カルタゴの像と戯れるローマ人達
 シチリアの完全制覇を目指しその腕を振るうローマ兵
死闘を繰り広げる軍団兵達
 制海権の回復を目指すカルタゴ艦隊
カルタゴの艦隊
カルタゴのガレー船
 大人気ない兵力で準備万端なローマ軍
上陸阻止

 兵士達を鼓舞する私の図
こっそり後列に下がる私
 感動的な演説で煽動された勇気が漲ってきたローマ兵達
忠勇無比なる軍団兵たち

決戦である!今こそ己が何者であるかを思い起こせ!
諸君はローマの戦士だ!ローマの戦士は何者であるか!雅な言葉を紡ぐ詩人であろうか、それとも神々の前で犠牲獣を屠る神官であろうか、聖なる炎を守る巫女だろうか?

断じて違う!その槍と盾を以て偉大なる共和国に勝利と栄光を捧げる、それが今諸君の果たすべき使命だ。そしてそれを担える者はこの地上で唯一諸君だけなのだ。

諸君が身を以て知る通り、カルタゴの守りは固く、その兵は決して軟弱ではない、市民たちは不退転の覚悟で抵抗するだろう。戦いは疑いの余地なくこれまで以上の激戦となる。私を含めて、ここに集う全員が揃って再び祖国の地をその足で踏むことは難しいかもしれぬ。

だが、恐怖に屈し、ここで引き返す者がいようか!仲間を見捨て、一人故郷へ戻り、傷一つ無い盾を父祖の待つ家に持ち帰る恥辱に耐える事など出来るだろうか!一時の安堵の為に永劫の後悔に苛まれるか、苦難の末に不朽の誉れを築くか! 誇り高きローマ人であり、マルスに愛されしローマ兵諸君にとって進むべき道は明白である筈だ。

敵は強力である。恐れはもっともである。だが彼らはもっと恐れている、何故だ?諸君は彼らを駆逐しここまで辿りついたのだ!一体誰が諸君を止める事ができたであろうか?誰一人、諸君を遮る事はできなかったではないか!諸君らの父祖があらゆる敵を退けた様に!その子らが退く道理があろうか!

 恐れは恥ではない。ローマ人が真に恥じるべきは恐れに屈する事である。無様に盾を放り捨て、兜を脱いで戦友を見捨てる事である。友を見捨て戦から逃れる事は諸君らの背後に待つ各々の家族を敵に差し出す事を意味するのだ。目を瞑り思い描け、父と母の顔を、かけがえの無い友と恋人の顔を、彼らの笑顔を!戦わずしてそれを打ち捨てる事など出来ようか!

 今日を共に生き延びる者は幸いである。その人生に黄金に輝く一日を添える誉れが叶うのだ!故郷に戻り、誰かが哀れなるカルタゴの名を口にする度に、諸君の胸には言葉には言い表せぬ誇りが湧き起る事だろう。たとえ命を落とそうと、その生涯はもはや永遠に汚される事無く不滅の栄誉という終幕に彩られて完結するのだ。命を繋いだ者達は感謝し、その名を忘れる者はいないだろう。

 だが、敵に背を向ける者は、無用に歩みを止める者は、今日と言うたった一日の為に全生涯とその魂を、父祖の名誉をすら汚す事となろう。真のローマ人ならば他者の侮蔑を受けるまでもなく己の矜持がそれを許すまい。死よりも忌むべき苦痛に苛まれる事など誰が望もうか。
 
 ローマの兵士達よ!両の腕に溢れんばかりの戦利品とその輝きすら霞むほどの栄誉があの城壁の向こうで諸君を待っているのだ。恐れを克服する唯一片の勇気さえあればそれを掴む事が出来るのだ。歩を進めぬ理由があろうか!今まさに神々と祖先が諸君の振る舞いに期待している。共和国の市民達は諸君の発する吉報と勝利の雄叫びを今かと待っている。進め、ローマの戦士達よ!その身に尽きせぬユピテルとマルスの助力あれ!共和国に勝利を!!


 などと生粋の扇動者っぷりを発揮して力強く大音声を発し、どこぞのパクリっぽい演説をしつつ、士気を高め、兵士達をさんざん煽っておきながら自分は戦列の後ろのほうで護衛に守られつつコソコソ指揮して何ともいやらしい戦術を次々と繰り出すのが俺流。というかシチリア征服が完了した時点でカルタゴを見てみたら何故か首都が周辺の勢力に取られていてカルタゴさんは地方に散っているという…。AIのカルタゴはあちこちと喧嘩し過ぎでローマが戦争ふっかけるまでもなく弱っちゃってる…何だこの盛り上がりに欠ける展開は。


 いまいち盛り上がりに欠けるシチュエーションだったカルタゴ攻略戦
カルタゴ攻防戦
 城門にテストゥード隊形で近づく我々
城門へ

 ちょ、うわ矢が飛んできた、護衛と幕僚の皆さん、もうちょっと後ろに行こう。ね、怪我とか危ないしね。おぉ怖、違っ、違うんですよ。陣頭指揮が怖いとか全然そういうんじゃないんです。あまり前に出ると大局が見えなくなってしまうのです。木を見て森を見ず、っていうじゃないですか。将官は個々人の戦闘ではなく戦い全体を把握せねばならぬ、いやぁそこがつらいところなのであります。本当は皆と肩を並べ、戦列を率いて血煙を浴び、ローマの栄光を共に分かち合いたいのですけど残念だなぁ。

 総司令官が倒れたら事じゃないですか。それって皆困っちゃうでしょ。指揮命令系統が麻痺して軍団が崩壊なんて洒落にならないでしょ。つまりそういうアレなんすよ。あ、そこの君、葡萄酒くれる?声出したら喉渇いちゃった。良いねえ、これどこ産?リグリア?へぇー知らない銘柄だなぁー独特の渋みがあるね。え、割らないのかって、馬鹿言っちゃいけないよ俺はいつだって割らないで飲むよ。

 ひでぇ将軍だな、おい。という感じで常時酔っ払いながら国家を運営し、軍団を指揮しております。マルクス・コルネリウス・レギオナリウス、見下げ果てた野郎だな!(というかLegionariusはコグノーメン(家族名)だったのかよ、驚愕の事実が発覚)

 たぶん回想録には皆と等しく危険を分かち合い、獅子のように雄雄しく最前列で戦ったとか法螺を書いてるような厚顔無恥な奴なのでしょう。ちょっと小金を貯めてティボリかバイアエにイカした別荘でも造ってやろうじゃないかというおよそ信じがたいほどに俗物な理由で国家と人々の命運を弄ぶ鬼畜とローマの運命やいかに。

 まさに完全なる勝利だった。分断された敵残存戦力は首都の陥落により継戦意志を喪失し瓦解した。友軍の犠牲は皆無ではなかったが戦役の規模に比べれば僅かだった。市民は勝利を祝い、元老院は独裁官に凱旋式を許すかもしれない。しかし私はあの男を信用できなかった。共和国と市民の敢闘を讃え美辞麗句を連ねるその口とは違い、彼の目は、もっと他の何かを貪欲に求めている様に見えたのだ。仲間達はカルタゴとシチリアの街で与えられた束の間の休暇と報酬に浮かれていたが、私はローマにとって最も危険な存在はカルタゴでもガリアでもマケドニアでもないのではないだろうか、と疑念を抱き始めていた。――カルタゴ戦役に従軍した百人隊長の証言

 現状
ローマ版図

 南を征服したら次は東ですよね。
 次回!ローマ共和国戦記 第2話 都市国家の末裔達 

 続く、のだろか。

*C:\Users\name\AppData\Roaming\The Creative Assembly\Rome2\scripts\preferences.script.txtのdefault_camera_typeの数字を2にするとデバッグモードになってカメラ視点の高度制限が自由になるそうです。足元から迫力ある軍団の姿を拝みたい人にはおすすめです。
 前回はレビューするとか言ってましたが、そんなものは不要ですね。ローマと地中海世界を愛する者は他者の評など見ずとも買うでしょうし。勃興する帝国、土煙を蹴立てて進む軍団、煌く甲冑と血飛沫を上げる刀剣、疾駆する騎兵に掛け声と共に突撃するガレーの艦隊、轟音と共に崩れ去る城壁、唸りを上げて降り注ぐ火矢、そういう世界に没頭したい人向けです。

 AIのおかしな動きやシステムの不合理などパッチの修正が入るであろうところは多々ありますが、外交ウィンドウや内政ウィンドウが使いやすくなり、インターフェースが簡潔になったのは良いと思います。それでいて、食糧供給や治安、宗教、文化のバランスも考えねばなりません。ローマは総じて強力な勢力です。バランスの良い兵科、経済、最初にプレイするなら一番良いかと。ギリシアやゲルマンも楽しそう。


 夢現っぷりが今までに無いほどアレな具合になっておりますが、次回もそんな感じで進行するでしょう。
 もう現実に戻るのは諦めました。
 では、今回はこの辺で。

 マルスの子、ローマ軍団兵諸君に勝利と不滅の栄誉あれ!

強き者が弱き者を虐げぬよう



強き者が弱き者を虐げぬよう、寡婦や孤児を守る為に、国家への正義の証として、全ての紛争を解決し、全ての傷ついた者を癒す為に、我が尊き言葉を石碑に記す。
――ハンムラビ王 ハンムラビ法典後文より


何年この日を待ったであろうか。
ローマ再興のこの日を。

とうとう例のアレ、Total War Rome 2が無事発売されました。
http://www.totalwar.com/en_US/rome2/
目下ルールを把握中、コルネリウス家出身の独裁官としてアルプス以南統一を目指しております。
そこから先はシチリア、カルタゴを征服しようかと。
時間が無いのでどこまで出来るか分かりませんが、東方や北方にも進出し、ローマ帝国の版図を回復します。
共和政体のままゲームは進むのだろうか。

しばらく滞ったら原因はそれ、という事で。


・お絵かき

 我らが王!マルドゥクに祝福されしバビロンの統治者、シャマシュより正義と法を授けられし全臣民の父、ハンムラビ、全土に慈悲と安寧の幸福、比類なき秩序をもたらせし者!

ハンムラビ法典

以下pixivより

玄武岩に叡智を刻む

ハンムラビ王「改竄者への呪詛の文言も入れるのだ。待て、余の顔はもう少し男前に。うむ、実物のイケメンぶりを再現する事は不可能であろうが、挑戦こそが肝要なのである。皆が条文を読み、余とシャマシュの肖像を崇め、感動に打ち震える。完璧であろう」

――等と仰ったかは知りませんが

――そしてアヌとベルは国土に公正なる統治をもたらす為、狡猾にして邪悪なる者を打ち倒す為、強き者が弱き者を虐げぬ為に高貴にして神を畏れし者、我、ハンムラビにシャマシュが如き黒き頭の人々(シュメール人)の統治を委ね給うた。――ハンムラビ法典序文より

――目には目を、歯には歯を、の文言で知らぬ者のいないハンムラビ法典は、しばしば報復を正当化する意味合いで用いられる事がありますが、実際の趣旨は大きく異なります。確かに第196条には、人の目を潰した者はその目を損なうとあります(但し罰則は階級別。歯は200条)。
 
 これは力の論理がよりあからさまであった当時、過剰な報復やその連鎖を抑え、例え上流階級の者であろうと損害に対し無制限に報復してはならない、と明文化しているものです。罪刑法定主義の萌芽とも言えるそうです。
 内容は民法、刑法、訴訟法に該当する項、職業別の規則(医療や建築への規則等)など多岐に渡っており、女性や奴隷などを一方的に迫害し、搾取する事の無いよう定め、その権利に配慮した条文も存在しております。

 この様な法が3,800年前に成立していた事、現代に残っている事はまさに驚異と言えましょう。
 或いは数千年の時を経てなお、人々は諍いの手を緩める事無く、強者は法の網の目を掻い潜り、ときに欲望のままに弱者を喰らい、弱者は妬み、より弱き者に石を投げて溜飲を下げる様な光景が未だ絶えぬ現代について陛下なら何と評するか。

――強き者が弱き者を虐げぬよう、寡婦や孤児を守る為に、国家への正義の証として、全ての紛争を解決し、全ての傷ついた者を癒す為に、我が尊き言葉を石碑に記す。【中略】抑圧されし者、訴訟を抱えし者は碑文を読む事でその見通しと法を見出し、その心を安堵させるであろう。そして高らかに唱和し、祈るが良い”ハンムラビこそ統治者にして臣民の父であり、畏敬の念と共にマルドゥクの言葉を預りし者、マルドゥクの為に南北の征服を成し遂げ、その加護を受け、そして何より臣民に永久なる幸福を与えし者、バビロニアに秩序を確立せし者である”と。――後文より抜粋

以上

 
 最近の日本では倍返し、が流行ってるそうですが。

 石碑の高さは2.25m 幅65cm 条文は表面23段 裏面28段
 後の世に一部を削られてしまったそうで。

 人類の叡智の結晶とはこういうものの事を言うのではないでしょうか。
 現物はルーヴル美術館ですが、レプリカは日本各地にもあります。

 検索すると日本語でも訳がみつかりますが、序文、後文の全訳は見つかりませんでした。
 英語ならイェール大ロースクールのオンライン図書館で全文が読めます。紀元前から現代までの様々な法や条約が保管されているようです。タダで色々見られるのは良いですね。
http://avalon.law.yale.edu/default.asp

 ハンムラビ法典はこちら。
http://avalon.law.yale.edu/ancient/hamframe.asp
 上の文はこれを基に気になる所を抜粋、さらに省略、日本語で読み易いよう勝手に組み替えて自分好みに装飾したので本旨を違えてたら御指摘下さい。
 王が最も表明したかった事、己が統治する国に実現したかった事は前文と後文に凝縮されています。条文はその具体例ということですかね。己の国家における正義の実現、判例の周知、そして人民や後継者達への統治指針の表明が目的なのでしょう。

 文中のシャマシュはメソポタミアの太陽神、マルドゥクはバビロンの都市神だそうです。後者についてはベルとも表記されているのだとか。

 あとは条文をあちこち見てみましょう。近代的な内容もあれば大昔だな、という内容もあります。

1条 もし殺人の罪で訴えて証明できなかった場合、無実の罪を着せた者には死を。

23条 強盗が捕まらなかった時は事件現場の町と町の長が損害を賠償してね。治安はそこに住んでる奴ら全員の責任だぜ、ってことですかね。

108条 酒の量を誤魔化して客に提供した奴は死!上げ底徳利で酒を出す店に呪いあれ!(個人的な感想です)

129条 もし妻が他の男と寝ているところを取り押さえられたなら、彼らを縛って水に投ずる。
    どこぞの芸能人は古代のバビロニアじゃなくて良かったですね。

130条 婦女暴行は死刑

131条 夫が妻を疑い、現場をおさえられなければ、妻は神の名において、家に帰る。
   法典は推定無罪、疑わしきは罰せずを取り入れていると”137億年の物語”という本に書いてあったのですがこれもその一つでしょうか?

142条 夫がろくでなしで妻に落ち度が無い場合は持参金を返金してもらって離婚できる、というのはなかなか現代的です。もっとも、逆にどうしょうもない妻は水に投げ入れられたりします。


 水に投げ込まれて死ぬ、という罰がそこかしこに見られるのが地域色が出てますね。どこぞの遊牧民族なんかは大地を血で汚さぬよう皮袋に入れて殴ったり踏んづけたり、なんてのもありましたっけ。
 敗者を地面に敷き詰めてその上に板を敷いて大宴会するのはモンゴルでしたか…。当然下の人は死ぬのですが。

 平等とはいきませんが、4000年近く前だと考えれば女性の権利を一定以上認めている事に注目すべきでしょう。
21世紀になっても厳格なイスラムの国やインドの一部などでは生命、身体、自由、尊厳を一顧だにしない酷い扱いを受けている女性が絶えないそうですし。


218条 医師が手術によって人を死亡させ、あるいは眼を潰した時は、その手を失う。

229条 大工が建てた家が脆弱で、家屋倒壊により家主が死亡した場合、大工は死罪。 
    他にもいい加減な仕事をして家が壊れたら大工が弁償というのもあります。
   
 顧客を謀り違法建築や捏造の計算なんてしようものなら死、あるいは破産なのであります。
 ただ、これでは家を建てるのも毎度命懸けで、人を治療するのに毎回命懸けなので、現実的に考えて社会が混乱に陥るでしょうから完全に適用されたとは思えません。責任重大な職業なのだから半端な仕事は許さない、という王の意思表明なのでしょう。

 王様がそんな細かい事まで気にしているってのも面白いです。


 さきほどのオンライン図書館では他に1494年のトルデシリャス条約なども読む事が出来ます。
http://avalon.law.yale.edu/15th_century/mod001.asp
 大航海時代の最中、西経46度37分(ブラジル東部を通過)に引いた南北を繋ぐ線(子午線)を境に西側をスペイン、東側をポルトガルの領域とし、地球(新領土)を分け合うというゲームか漫画みたいな条約です。

 原住民の意思?知らねぇよ、そんな事より金銀と香辛料だ、という…コンキスタドール、マジ怖い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%A3%E3%82%B9%E6%9D%A1%E7%B4%84

 言語の分布図を見ると何が起こったか手に取る様に分かります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9E
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%AB%E8%AA%9E

 ところが、賢明なるローマ市民諸氏ならば既にお気づきの事と思いますが、マゼランことフェルナン・デ・マガリャンイスの艦隊が1522年に世界を一周(本人は途中で戦死)して帰ってきた事が証明する様に、地球は丸いので当然一本の子午線では仲良く世界を半分こにはできません。で、1529年のサラゴサ条約によって、もう一本の境界線、東経144度30分(東アジアを通過、線の西がポルトガル、東がスペインのテリトリー)が定められ、めでたく地球は真っ二つになったのです。やったね♪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Spain_and_Portugal.png

 ポルトガル人は1543年に種子島、ザビエル先生が1549年7月(2月に信長と濃姫が結婚してる)に到着しておりますが、サラゴサ条約の境界線はご覧の通り良い感じに日本の上を通過しております。
 もし日本がこれほど遠い国ではなく、外国の勢力に抗する力や知恵も持たず、両国が境界線上で新領土と利権の争奪をしたなら、この国は全く違う国になっていたかもしれませんね。

 東と西でスペイン語とポルトガル語を話したり、銀山や金山に放り込まれて死ぬまで働かされたり、山岳部に先住民の解放を掲げるゲリラがいたり、ゲリラが資金に困って麻薬の栽培・生産・輸送・販売に手を染めたり、大国の傀儡政権が生まれては消えていたのかも。日本流カポエイラの夜明けですね(手枷云々は後付けでしたっけ?)。

 法は世界を支配し、歴史を変え、過去の人間はもちろん、現代の我々の運命をすら左右する事もあるという事でしょうか。


 何で古バビロニアの話から盛大に脱線してんでしょうね。
 歴史は楽しいなぁ。平和で安全な所から眺めている限りは。


・最近見た番組


 NHK BSでやってた零戦のドキュメンタリー
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=608&date=2013-08-03&ch=10&eid=1425&f=2735
 前後編で長いですが、全く冗長さを感じさせず。それでいてずっしり重く。何とも抽象的な感想ですが。
 当時のパイロットの写真はどれも凄い面構えです。そういう顔になってしまう環境を思わず想像してしまいますが。素晴らしい出来なので再放送もあるでしょうから風立ちぬを見た方は是非ご覧下さい。


日本兵となった日系アメリカ人
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=509&date=2013-08-15&ch=11&eid=10469&f=etc
第442連隊戦闘団の様に日系アメリカ兵の話はよく聞きますが、日本兵になった日系人の話はさらに複雑ですね。
日米両軍に分かれて戦う事になった兄弟など随所に悲劇が。


地球ドラマチック、海に沈んだ古代都市ヘラクレイオンの発掘
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=108&date=2013-09-08&ch=35&eid=31953&f=183
2000年前の港町、神殿、船舶が現代に蘇る!素晴らしい番組です。



次回はRTWの感想やらスクリーンショットやらを貼りながらぐだぐだやって行こうかと。
時間が欲しい、もっと引き籠る時間が欲しいのであります。
では今回はこの辺で。

皆様に全能のユピテルとマルスの助力あれ!
ローマ市民に勝利と栄光を!
軍団兵履歴

Legionarius

Author:Legionarius
主に世界史・戦史(東西問わず)の絵を描いております。

形式:Legionarius
状態:製造年月日から30年以上経過
使用燃料:Laphroaig,Bowmore,
Ballantine(12年が好ましいが財布が薄いのでfinest)
エンジン形式:惰性型酒冷4ストロークバルブ108気筒
始動形式:諦念あるいは深い溜息
搭乗機:CBR600RR07白→CBR1000RR2012に機種転換(乗り手に過ぎる良い機体ですがハイオクは財政が……)

音楽:(Bill Evans, Miles Davis, Dvořák, Linkin Park, Rammstein, Killswitch Engage, Enigma外)気に入れば何でも。

書物:ノンフィクション、歴史(ローマ史、古代ギリシャ,WW2外)、SF(ホーガン、ハインライン外)、最近はOsprey社の本ばかり。主にマクブライド先生のやつばかり。

漫画:(大陸軍は世界最強とかアララララーイとか)雑食。

ゲーム:ROME TOTAL WAR、MEDIEVAL TOTAL WAR
     CALL OF DUTY、S.T.A.L.K.E.R、SILENT HUNTER外

好きな陛下:Marcus Aurelius Antoninus、Flavius Claudius Julianus
好きな甲冑:ロリカ・セグメンタータ
好きなヴァンツァー:フロスト
好きなマクナブ:受領通知!!、カチカチ、カチカチ、続刊はいつですか。
以下、好きなギボン、サトクリフ、パウルカレル、スティーブンハンター、フォーサイス、ルカレ、エルロイなどと八万行に渡って続くので割愛。

辺境報告
往復書簡
オスティア港
記録抹殺刑を免れしもの
軍団基地施設案内
忠誠宣誓をした軍団兵の人数
神託を得る
pixiv
RSSリンクの表示
街道網
同盟申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード