バグダードでも、バルクでも


バグダードでも、バルクでも、命は尽きる。
酒が甘かろうと、苦かろうと、盃は満ちる。
楽しむが良い、俺と君と立ち去ってからも、
月は無限に朔望をかけめぐる!

――ルバイヤート第95歌 オマル・ハイヤーム


どうも、こんばんは。
 
 世はナザレの人の祭日で賑わっていたそうですが、当然私も浮世に倣い、綺麗な夜景の見えるレストランを予約し、想い人とめくるめく甘美な夜を過ごしておりました、などという素敵なスケジュールを消化している筈も無く、千変万化する世界においても人間はここまで変わらずにいられるものなのか、と己がことながら驚愕せずにいられないくらいいつも通りの休日を過ごしておりました。

 つまり、去年と同じくスコッチがなみなみと注がれたロックグラスと言う名の余人に代え難き伴侶を愛でておりました。職場の人に当日の予定は、と皮肉気に聞かれたので我が偉大なるローマ帝国が定めしこの祭事の起源たるサトゥルヌスやミトラスの恩寵を余すところ無く称える、とか凄く面倒くさそうな解説の必要な割にそんなに面白くないボケは控え、敬虔なる信徒達と神の家に集いミサに参加するに決まってるじゃないですか、とお約束のつまらぬ台詞を吐くという我ながらその様式美に惚れ惚れするほどの例年通りっぷりです。
 昨年も行ったように割引の聞いた豪州産犠牲獣の死肉を200gほど買ってきて、ローマを見守りし神々に祈りを捧げた後、もりもり塩コショウを振ってにんにくを添えて焼いて葡萄酒(OKストアで驚異の800円だったサンテミリオン2002年、酢じゃなくて良かった。バッコスに感謝)とともに胃袋に収めるというルーチンワークも滞りなくこなしました。そのあとは酒を飲みつつゲームしたり、映画見たり、本読んだり、絵を描いたりという当ページの主題に違わぬ行為に没頭。
 同じ事をやっていると時間の感覚がなくなってきますね。最近は何かの事件をあれは何年の出来事だったか、と思い出すのが困難となっております。…あぁ、それはむしろ酒で脳細胞が、という有力説も。
 そんな具合で御座いましたが皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。



・映画

 センチュリオン(血生臭い映画ですので苦手な方はご注意を。何を今更ではありますが)
http://www.youtube.com/watch?v=KOZs2_i_cDE
がいつのまにかレンタル屋に並んでたので借りました。
レンタルしてるって事はどうやら劇場公開はないようですね。実際鑑賞してみて確かに配給会社がそう判断したのも仕方が無いかな、と。
 日本人にはあまりになじみのない時代、地方だというのはもちろん、派手さにかけるストーリー展開も大きいかもしれません。国内公開にあたり例のフサリア映画みたいにカットされてないといいですが…。
 とはいえローマ統治時代のブリタンニア属州と生きて動く第9軍団が見たい人にはお勧めです。主役と行動を共にする軍団兵達の出身や個性にニヤニヤ出来る人とか”第九軍団のワシ”を読んだ事のある人なら十分楽しめると思います。主人公の末路と彼の最後の決断が先述の”第九軍団のワシ”の印象的な登場人物グアーンの経歴を彷彿とさせるあたりなどなかなか面白かったです。
 そういった背景抜きにしても結構面白いと思うのですが…もちろんローマ市民と当ページを訪問される方は視聴の義務が課せられますのでご了承ください。見ないとタルペイアの断崖から転げ落ちます。また勝手に阿呆な事を…。

・漫画

 ナポレオン獅子の時代が打ち切り?…この憐れな軍団兵に一体何を生き甲斐に生きていけと。おぉ、神よ、試練はほどほどでお願いします…。しかし、こんなに面白いのに駄目なんですか…。世が求めしは、果たしていずくに。がっくり。

・絵

 忙しい、忙しいという割りに絵は描いてるという…。
 3世紀頃の重装騎兵描きたい欲と言う名の需要不明の欲望を解放。

女王ゼノビアとパルミラ軍重装騎兵

 ローマ帝国の混乱期に通商都市から中東世界の一大王国となったパルミラの”女王”と呼ばれたゼノビア様とその忠実なるパルミラ騎兵の皆さんを描いております。重装らくだ騎兵もいたそうで、なかなかに楽しげな編成ですね。今年中の完成は難しいと思われるので次にお会いするのはまた来年、です。正月休みに完成しなければ、下記事情によりご披露は結構先になるかと。


 来年は人のスケジュールを全く顧みぬ素敵な上官殿の粋な計らいにより、年初から国内出張、そして海外出張(外務省の渡航危険情報が絶賛継続中という、きな臭い意味で熱い地方に)と最悪の場合(表現から行きたくないのが見え見えですね。…面倒臭いので)半月以上の遠征が待ち受けているのでどこかで更新が途絶するものと思われます。
 産業革命期だったかどこかの学者が機械化や交通機関の発達が進めば、人間の労働時間は減り、余暇は増大し、自由に過ごす事が出来るだろうという説を唱えておりましたが、先生はおそらく人間の欲望や要求水準、よく言えば探究心、悪く言えば強欲が無限大である事を考慮に入れるのをうっかり忘れていたか、それが予想以上のものだったかのどちらかでしょう。世界を覆うネット回線に航空機があれど1月のスケジュールが大変残念な有様になっているのがその証左であります。
 一ヶ月以上たっても新しい記事が更新されない場合は、昨今世界を賑わせがちな例のお友達のローカル系列組織とかにさらわれたか、屠られたものとして諦めて下さい。
 各種雑多な手続きやら準備やら帰投後に書かなければならぬ、しかして光の速さで倉庫のゴミとなるであろう無意味で形式ばった報告書の事を考えると眩暈・頭痛・吐き気などなどがしそうな気がしますが酒で流し込む事にします。大人になったなぁ…凄く駄目な方向に。


 さてそれでは、今回はこの辺で。雷撃と嵐、そして慈雨と豊穣の顕現たるバアルの加護を受けた疾風迅雷のパルミラ軍と共に年を越すことにします。
 良きお年を、そして新年が我が軍団と元老院議員ならびに全ローマ市民の皆様にとってさらなる栄光に満ちた年とならんことを。


 
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汝の国が服するときが来たれば

”汝の国が服するときが来たれば、絶対権力者たるこのカエサルは、格別の好意をもって自由に対する馬鹿げた愛情によって流された大量の血の事を忘れさせてやるだろう” ガリア戦記、ガイウス・ユリウス・カエサル

 皮肉めいた、それでいて断固たる決意を感じさせる言葉ですね。
 征服したガリアだけでなく、彼が首都ローマで幼少期から青年期に目撃した光景、共和政体の混乱による夥しい流血と悲劇がその背景となってこういった言葉を彼に紡がせたのではないかと。功績と結果への評価は様々ですが、尋常ならざる人とはまさに彼の事でしょう。

 こんばんは、アイドルの水着写真よりアンガス・マクブライド氏とかGeoff Hunt氏の画集とかの方が一万倍くらいドキドキするLegionariusです。あっという間に本格的に冷える季節となってしまいましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 ここのところ眠気(絵描いたり、しょうもない事を調べる為に睡眠時間がナポレオンみたいに…)を覚ますためにフリスクのオレンジ味をボリボリ囓ってたのですが、馴れてきたのか、だんだん効かなくなってきたような。人類の適応能力恐るべし。こうやって人はさらなる刺激を求めて薬物(違…)の量を増やしていくのですね…。ダメ、絶対。
 ふと思ったのですが、多分この様子では酒の飲みすぎで麻酔とかもあまり効かないんでしょうな…。大いに切り刻む手術が必要な病に罹ったらきっと異端審問も真っ青な拷問の様相を呈す予感。


・絵
 
 ふぅ、今回はこの辺にしといてやる…。

pixivより

紀元前55年”鷲は舞い降りた”

鷲は舞い降りた

 デクリオ(十人隊長)「やれやれ、何てぇシケた島だ。上陸第一波でずぶ濡れたぁ、ついてないな、相棒」
 軍団兵「…あの時、悪の誘いに乗らなければ…」
 ケントゥリオ(百人隊長)「気乗りしないお二人に優しい上官が素敵な選択肢をやろう。ブリトンのお友達に最初の一発をかますか、怖じ気づいて野営地で一個大隊分の便所掘りか。好きな方を選べ」
 デクリオ「…なぁ兄弟、見ろよ、あのどこまでも続く美しいアルビオン(ドーバーの絶壁、ブリテン島)を。絶対誘ってやがる。俺は何故か今すぐ水浴びがしたくなってきたぞ(ヤケクソ気味に、半ば楽しみつつ)」
 軍団兵「嗚呼本当だ、私も何故か神々の息吹が総身に吹き込まれた様に力が漲ってきましたよ(棒読みで)」
 ケントゥリオ「ハッ、そうだろうよ…クソッ、軍団旗手を見ろ!手柄を攫われちまう。俺に続け!」

 ――水際まで前進したブリトン人は当然水深や地形を把握していた。彼らが投擲武器によって船から降り水に浸かって進む鈍重な兵士達を狙い撃ちにするつもりであるのは誰の目にも明らかだった。
 戦況を見たカエサルは艦船に搭載された投石機や弩砲による支援射撃を命じたが、軍団兵達は圧倒的に不利な敵前上陸に躊躇いを隠せなかった。
 その時、第10軍団の誉れの証にしてその象徴を携えたアクィリフェル(軍団旗手)が声を張り上げた。
 「戦友よ、飛び込め!この軍旗を敵に渡したくないのなら!」
 彼は己の行為が軍団に幸いする様に祈るや
 「少なくとも俺だけは共和国と最高司令官への義務を果たすであろう!」
 と叫び、船から飛び降りて降り注ぐ矢に身を晒し、たった一人で敵陣に向かって進み始めた。
 その様な恥辱に耐えられぬ第10軍団の兵士達は、今や怯むどころか我先に海へ飛び込み、彼らの勇敢な旗手の背を追った。

 ――ガリア戦記、第四巻25節。ガリア戦記で最も燃える場面の一つ、ローマが刻みしブリタンニアへの第一歩、その敵前上陸の光景を。一方的に攻撃される事が分かっていながら、腰まで水に浸かって浜辺を目指すのは相当勇気がいりそうです。百戦錬磨の第10軍団兵も躊躇する恐るべき状況での、最初の一人の振る舞いはまさに勇者と言えましょう。上陸用BGMhttp://www.youtube.com/watch?v=LRLdhFVzqt4――共和国の勝利と軍団のゲニウス、そして我等がカエサルの為に前進!ユピテルとマルス、ローマに幸いする全ての神々が共にあらん事を!!

以上

 作戦時の浜辺の具体的な場所と艦船の満載喫水がよく分らないので、ガレーがどれくらい浜辺に接近してから軍団兵達が下船し、上陸作戦を展開したのかは勝手に決めることにしました。
 近すぎると座礁しそうですし、ガリア戦記だと結構遠くに止まったようですが、あまり遠いと今度は甲冑を着た連中が飛び降りたという記述に無茶が生じます。あまり深いと沈んで死にそうですし、歩いて前進するのが現実的ではなくなってしまいます。
 こういう場合どうやって船を安定させていたのかも気になります。船首側のアンカーを打っても船尾が振れ回り、波や潮の影響は免れ得ないでしょうから船尾からも投錨したのでしょうか。
 あと、やはり各艦に”フルミナータ”とか何というかこう、燃える具合の名前がついてたんでしょうか。どっかに沈んだ軍船が残っていないものか。泥中に埋まって全く腐敗せず当時のまま残ってたら良いのに。
 この手の艦船は巡航速度が順風帆走で8ノット(15km/h)風に恵まれず、人力で漕ぐ場合は4ノット(漕ぎ手がへたばらない程度で)だったようです。戦闘時には短時間ながら全力で漕げば帆走と同じ8-10ノットを維持できたようで、現代のばら積み貨物船の巡航速度13-14ノットを考えるとなかなか悪くない機動力を有していたのではないかと思われます。その速度でラム(衝角)が据えられた船首が船腹に突っ込んだらどうなるか…想像するだに萌え…じゃなくて燃え…いや、恐ろしい事ですね。

 ローマはアウグストゥスの時代、帝政期に入ってから常備艦隊を創設したそうです。これがローマ帝国海軍Classisて奴ですね。艦隊の存在意義、目的は地中海および帝国沿岸の治安維持、輸送船団護衛、そして陸軍の輸送にありました。ローマ海軍において水兵たちは陸軍同様25年の兵役を務めれば市民権を手に入れる事が可能で、艦長は百人隊長と同様の扱いを受けていたようです。絵のガレーはトゥリレーメ(三段櫂船)ですが五段櫂船となると通常300名の漕ぎ手と120名の戦闘員および甲板員で構成されておりました。
 艦隊の配置は全ヨーロッパに及び、本土のミセヌムラヴェンナを始め、海峡を支配するブリタンニア艦隊、ラインのゲルマニア艦隊、ボーデン湖、ドナウ河、リビア、アレクサンドリア、シリア、ポントスなどに基地が存在しました。各艦隊の正確な規模は不明ですが、ラヴェンナ常駐艦隊の規模は三段櫂船だけで250隻とされ、そこに小型艇や輸送船が加わっていたものと思われます。各艦隊は総督の指揮下におかれ、各艦は艦長たるトリエラルクのもと任務にあたりました。共和政期の臨時法によるかつての急造艦隊とは異なり、帝政時代の常備艦隊は、その存在そのものが地中海がローマ人にとってのマーレ・ノストゥルム(われらの海)だという事実をこれ以上ないほどに示していたのではないでしょうか。

 そういや冒険小説の”鷲は舞い降りた”って由来はこれですかね…舞台はブリテン島だし。まさかね…。

・映画

 北欧出身のテンプル騎士が活躍するマイナー史劇、ArnのDVDがツタヤにありました。上下巻あるのに、何箇所か省かれてた様な気がするのですが、字幕つきなので良く分からなかったところが補足できてなかなか良かったです。この手の映画が好きな同志は是非。マイナーすぎてすぐレンタル屋から無くなる気がするので…。
 http://www.youtube.com/watch?v=1EAqu28Dd-M&feature=player_embedded#!

 あと、いつの間にかMS IGLOOの2が出ておりました…そのうち借りてみます。

・音楽

 描いてる間中、ずっとTwo steps from hellとかRobin Hoodのアルバムを聞いておりました。ハンス・ジマーも良いですがこれはこれで。最近はDisturbedとかThree days graceに加え、見ただけでうんざりする満員電車に乗るときは欠かせないBGMです。中々に士気が上がりますがボリュームに注意ですね。


 今回はこの辺で。次もまた不謹慎かつ物騒な絵を描いてると思いますが、ブリタンニアから生きて帰れたなら再びお会いしましょう。
 ローマとその軍団よ、永遠なれ!

気をつけろ、悪魔は解き放たれた

どうも、こんばんは。

 みんな大好き忘年会、が立て続けに決行され、雀の涙ほどの己の時間がさらに減少しぐったりしております。
とりあえず職権を用いて人を何度も忘年会やら新年会やらに引っ張り出す輩は、ベッソスがアレクサンドロス大王にされたみたいな御無体な仕打ちを受けてしまうが良いと思います。
 そんなに人を集めるのならよほど大層なお話をするのだろうよ、と思えばもう翌日には一編も思い出せない様な大変残念な内容(高尚過ぎて自分には理解できないのかもしれませんが)で…。いやどれだけ空虚でもユーモアやエスプリが効いた楽しい会なら良いのですがね。
 兵役もとい出席免除金が5,000円位までだったら思わず払ってしまいたくなるくらい不毛なイベントなので、お偉い人は漫画なぞを規制していないでこっちを法律で規制して頂けると助かります。

 と年末恒例のルサンチマンを垂れ流してこの話題はこの辺にしておきましょう。これ以上ないくらい極めて非生産的かつ無為なので。


・映画

 ロビン・フッドを見てきました。甲冑分補充完了!!
 当ページ訪問者の皆様には今さらご説明申し上げる必要はない、とは思われますが、自分は小汚い甲冑や怒濤の勢いで突撃する騎兵や、雄叫びを上げる軍勢や、矢弾の飛び交う胸壁や、キープゲートハウスから垂れ流される油と阿鼻叫喚の攻防戦が見られれば他のことは大体どうでも良い、という色々終わってる輩なので大満足でした。

以上

 そんだけか、小学生かお前は、5W1Hとか学校で習わなかったのか、こんな事ではいつまで経ってもアゴラには出られぬ…いや、すみません。もう少し書きましょう。

 いつぶりだろうか、と思うくらい久し振りに早起きして初回から見に行ってみました。
 まず、あれです、着席場所をどこにするかいつも迷うのです。あまり前だと画面が目の前一杯に広がって全体が把握しづらい上に目や首が疲れる。後ろ過ぎると迫力に乏しい。で、真ん中なのですがこれがまた前にどういう人が座るかでかなり環境が変ってくる…。ロバート・ワドロー氏とかやたら姿勢のいい人とか、特殊な髪型の人が前になると悲惨なことに。いつだったかロードオブザリングを見た時はミナス・ティリスの麓に黒々とした豊かな密林が立ち塞がっておりました…。何故か急に焼き畑農業への意欲が積乱雲のようにもりもり湧き起こったり、ナパームジェルで綺麗に焼き払ってあげたくなるので勘弁して下さい。今回はそういうことはありませんで、大変結構で御座いました。

 以下取り留めなく語ることに。
 鑑賞前に時代背景と地理、勢力図や慣習、良く用いられた兵器や装備等をおさらいすると登場人物達の経歴や彼らを取り巻く社会が想起(妄想)され何倍も楽しめるでしょう。


装備と体格について

 ロビン・フッドがラッセル・クロウではマッチョすぎてイメージに合わないという方もいらっしゃるようですが、長弓という装備を使いこなす上に馬上戦闘も行う戦士であることを考えると適確な配役ではないでしょうか。
身体的特徴にまで影響を及ぼす長弓射手の訓練の実態や第三次十字軍従軍者という経歴からは間違っているようには思えません。他の配役も安易に美男美女を配置するような真似はしていないあたりがさすがというか評価に値するかと。ただマイナーだったかつてとは異なりもはや何を演じてもラッセル・クロウにしか見えないという意見には概ね同意ですが。
 さて、ちょろっと調べてみたところ現代の競技用和弓は張力が14-20kg前後(女子は10kgから)で戦国時代には30kgの強弓が用いられることもあったそうです。そしてロングボウは45kg以上…。複合素材ではなくイチイなど単一の素材から作られているためにこの様になったのではないかと思われますが、あれくらい屈強な輩ではないとそうそう扱える武器ではない事が分かります。競技ではなく戦場で使うので一定時間の連射や弾幕射撃を想定すると、何というか人間バリスタみたいな人じゃないとやってられないんじゃないかと。
 防具に目をやるとこれもまた良い塩梅に12世紀末~13世紀初頭の雰囲気が出ております。甲冑と言えば全身を覆う板金鎧のイメージで語られる事が多いですが、それはまだ先の話、という時代ですのでホウバーグやサーコート、兜もグレートヘルムあるいは可動式バイザーなどが装着されるずっと前のノルマン式水滴型などを採用しています。どれもこれもピカピカではなく、ほどよく手入れされ使い込まれ、汚れていて最高です。あと鈍器が活躍する場面もあるので鈍器愛好家の方も安心です。


雰囲気

 染み一つ無い真っ白な壁にキラキラの衣装を着た姫様(ちょっとだけいる)など微塵も出てこない。暖かく、そして薄汚れた農村の風景。寒々しい曇天、僅かに陽光を反射する水溜まりや沼、黒々とした泥濘、冷たそうな石壁、辛気臭い壮年の封建領主達が何事か企んだり、利害の不一致から対立したり、中世はこうでなければ。
 相変わらずの絵画的な情景が非常に好みです。色彩や構図へのこだわりが感じられ、どのシーンも見逃せません。プロダクションデザインの担当がアーサー・マックスで衣装がジャンティ・イエーツとそれぞれグラディエーターの担当者と同じなので、あの映画が気に入ってる方ならばそこら辺もお気に召すかと。

テーマ
  
 全ての映画に必ず何らかのテーマや隠れたメッセージがあるとも、あるべきとも思わない私ですが、むりやりこじつけるならグラディエーターで帝政の腐敗、キングダムオブヘブンで封建領主や宗教、文化の対立を描き、今回は王政と統治者の権利の制限と人民の権利の回復(ジョン王のマグナ・カルタの一件)あたりでしょうか。もちろん各作品において一貫して英雄の誕生を描いているのでそれも主題なのでしょうが。
 ただ、私にはリドリー・スコット監督の映画はテーマやメッセージよりも、その時代や世界の雰囲気、情景をどうやったら可能な限りそれらしく再現し、観客に現在を忘れさせられるかに力を割いている様に思えます。私は映画はそれで良いと思いますし、むしろそういう映画が好きです。もはや永遠に拝むことの出来ぬ光景を眼前に蘇らせてくれるその手腕にいつも惚れ惚れしております。
 次はトラヤヌス帝とかハドリアヌス帝あたりの時代で帝政エンジンが最大出力になってるあたりをお願いしたい。あるいは最盛期のスペインとか18世紀末から19世紀初頭のイギリスとその海軍を蘇らせて欲しいです。政治的メッセージを込めたり、社会風刺的な意味合いでやるなら今の民主制とは大分違うものの、それを一つの完成形にまで持っていったギリシャの偉大なポリス達がどうやって隆盛を極め、そして堕落し、衰退していったかを描いたものを見てみたいです。無比なる叡智と豊かさを手にしながら、僭主達に振り回され衆愚政治に飲み込まれていく、なんてなかなか示唆に富んでそうです。

本作をより楽しむ為にざっとおさらいした時代背景

 そのまま見てもスペクタクル、アクション映画として十分面白いですが舞台背景をちょろっと調べるとさらに面白くなると思われますので、同志を増やすために自分用メモをここに残す事にします。
 この時代の、あるいは中世全般に見られるものと思っておりますが、その外交や戦いを現在の国民国家・領域国家間のものと同一視するとこの映画の背景にある情勢を理解するのは困難なものとなるのではないかと。予告編の煽り文句の様に、フランスとイギリスという二つの王国が単純に敵対し戦っていたのではなく、王族を輩出する一族(プランタジネットカペー)、王権を認める諸侯、そして反乱あるいは敵対勢力に懐柔された諸侯など大小様々な勢力の利害が複雑に絡み合い、幾つかの対立、戦い、協調を生み出していたと思われます。
 その一端は本編の重要人物であるリチャード獅子心王ジョン王の出自からも明らかです。そもそも彼らの父がフランスのアンジュー伯の息子ヘンリー2世であり、その母アリエノール・ダキテーヌもフランスはアキテーヌ(フランス南西部、ローマ帝国属州アクイタニアの名残)の女公(映画では気合いの入った老貴婦人でした。劇中で母上の勢力、とジョン王が言及するのは彼女の出自に言及しているのでしょう)だったりするので、王達はイングランド王国の統治者であると同時にフランスへの帰属意識を強く持っていたとされています。また、こうした複雑かつ厄介極まる血縁関係と実際の勢力圏の食い違いが後代の百年戦争の遠因とされております。

 ジョン王の度重なる失政・敗北は教科書にも載っているマグナ・カルタ制定に繋がり、君主の権限への制限、権限を行使する際の手順など王権が法の支配を受ける先進的制度の萌芽となりました。映画で叫ばれる”Liberty by law ”法に基づく自由はこの辺から引っぱってきたのだと思われます。ただ、本項で取り上げた貴族達による王権の制限と本映画が匂わせる近代的自由主義思想たる人民の自由はまた別の話であり、それが大々的に登場するのはもっと後の時代の話ではないかと。
 予告編の字幕で上記の台詞が本当の自由と訳されていたので不安に思っておりましたが劇場では修正されておりました。

 十字軍含め領国を顧みず遠征ばかりやっていたリチャード1世や失政を重ねたジョン王と比べると、いや比べなくても今作の敵対勢力であるフランスのフィリップ2世(ちょっとしか出ませんが)は段違いに有能な王様かと。その統治下における版図の変遷図を見れば一目瞭然です。
 プランタジネット朝の領域に飲み込まれそうだったフランスを大陸領土の再服によってヨーロッパ随一の強国にまで引上げた事に留まらず、内政においても成果を上げており、オーギュスト(尊厳王、ローマのアウグストゥスに由来)と呼ばれたのも伊達ではない人物といえましょう。
 善きことをなそうと十字軍を発し、必然的に発生した戦費調達という要求によって重税と混沌をもたらしたリチャード王、一介の騎士や諸侯なら英雄的と呼ぶに吝かではありませんが、それが王となると収支の合わぬ戦いを開始するのは英雄的と呼ぶには些か躊躇いがあります。その点、ある程度まで協力して損益分岐点を見切り、戦線離脱したフィリップ2世は君主に相応しい判断をしたのではないのかと思います。本当かどうか分かりませんが体調が悪いとか、なかなかベタな理由で素敵です。
 兄の負債を引き継いだジョン王は、散々な治世の挙句に酒の飲み過ぎだか桃の食い過ぎだか赤痢だかという残念な理由でお隠れになったとはいえ、あまり責めるのは不公平という気もせんでもないですね。

 そんなわけで色々突っ込みどころもありましたが当ページを訪れてくださる方ならばきっと楽しめるかと。
 150分という長い上映時間を感じさせぬ作品なので是非。
 キングダム・オブ・ヘブンの様にディレクターズカット版が出たら未公開シーンが追加されて説明不足だったシーンなども補足されるものと期待しております。


 さて、本作と関係ないですが、第9軍団のワシ 予告編が出ておりました。日本公開は来年ですかね。
http://www.imdb.com/video/imdb/vi54565145/

・絵

 今回はパウル・カレルの”彼らは来た”の逆バージョン。
 ゼーレーヴェ作戦、英国征討歌でも歌いつつ…嘘です。時代間違えてます。
ブリタンニア上陸作戦

 紀元前1世紀、ガリア戦争の一環として始まったローマ軍によるブリタンニア遠征の光景を描いております。
 ガリア戦記屈指の燃えるシーン、第四巻25節の風景を。
 オールを描く所で危うくエリュシオンが見えそうでした。三段櫂船とか思いつきで描くもんじゃないということが良く分かりました。描く前に気づけと。忍耐力を鍛えたい人にはお勧めです…。


 そろそろ力尽きそうなので今回はこの辺にしておきます。
 完成したらまたお会いしましょう。
 
 偉大なる共和国と無敵の第10軍団兵諸君に不滅の栄光と神々の助力あらんことを!

皇帝か、無か

 表題はチェーザレの旗印にして人生の標語です。彼の人生を表すには他に言葉が見当たりません。
 己の軍事力を持たぬ彼があらゆる手段を用いて、外国軍や傭兵を手にし、イタリアを手中にせんとする様は実に鮮烈な印象を与えてくれます。興味を持った方は塩野氏著”チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷”をご一読下さい。惣領冬実氏の漫画"チェーザレ、破壊の創造者"も良い味が出ております。

・日々のつれづれ

 社内ゴルフコンペ? 知らぬ、行かぬ、そうやって死ぬまでゴマすってるが良いわ、ヌハハ、と。
 費用全額会社持ちで時間外手当支給なら考えても良いがな、などといつも通りご同僚の皆様の冷ややかな視線を浴びつつ、着々と良きサラリーマンの道から遠ざかっております昨今如何お過ごしでしょうか。
 何だかこれを書くと一年は早いな…と痛感する次第であります。ジャネーの法則がビシバシ効いております。
 
・傾き者

 歌舞伎の人が世を騒がせているようで御座いますが、そういう騒がせ方は傾き者の真髄とは異なるんではなからうかと。もっとも、私の傾き者のイメージは”花の慶次”なんですがね…。
 そして、酒を飲む人が周りの方に絡むのは慎んでほしいものです。自分自身、酒がないと生きていけない輩なだけにそういう迷惑千万な人々と同類に見られるのは残念の極みです。親しい者共と飲むと素面の時の死人の様な様態が改善され、幾分かは陽気になりますが、私はどちらかというと酒を飲むにつれ大人しくなっていきます。
 かの人の振る舞いや事後の有様により、わが身を振り返る事が出来たので、良しとしましょう。
 偉そうに酒は飲んでも飲まれるな、とは申しませぬが、人にはご迷惑をかけない様に致しましょう。寒風吹きすさぶ中に、自力で動けなくなった輩を担いで帰るのは不屈の軍団兵にとってもなかなかに厳しい試練で御座いました。

・絵

pixivより

 1500年1月11日”獅子の勇猛、狐の狡知”

チェーザレ・ボルジア フォルリ攻防戦

 チェーザレ「一体どうした事だ、百戦錬磨の諸君が攻め倦ねるとはラヴァルディーノの威容に臆したか?それともその心はスフォルツァの美しく勇ましい伯爵夫人の虜となったか?あの麗しいヴィラーゴ(女傑)がその様な女々しい輩に靡かぬ事など、彼女の砲弾を二週間も浴び続けた諸君なら十二分に承知していよう。フォルトゥナ(運命の女神)は時に強引に抱き寄せねばならぬ。私は明日の今頃、我々があの胸壁や防御塔の上で祝杯を上げている事に300ドゥカート(16世紀半ばの職人の年収は50ドゥカート)賭ける。親愛なるフランス兵共はこれを笑い、攻撃失敗に賭けた。どうだ、隊長、女神は明日こそ我等に微笑む。そうは思わぬか?」
 
 傭兵隊長「よぉーし、隊長は陥落に給料3ヶ月分賭けちゃうぞぉー。ヌハハ、心配するな、もちろんお前らの分も一緒に賭けてやるから!良いか、城は落ちるんじゃねぇ、落とすんだ!!」
 
 傭兵一同「ちょ、おまっ…。(クソッ、こいつ目がマジだ。ヤバイ、明日は本気出さないと俺達の給料がヤバイ)」
 
 チェ(略)「どうした、歓喜に咽び言葉も無いか?傭兵諸君が三度の飯より博打好きとは真であったか。遠慮はいらぬぞ!」

 ――翌日、頑強な抵抗を続けていたラヴァルディーノ城塞は激戦の末、チェーザレ率いる軍勢の熱狂的な攻撃により陥落した。
 ――実際は、チェーザレは総攻撃に備え既に準備万端(堀を埋める薪束を集め、砲兵隊に一点集中射撃を命じた)だったそうです。しかし海千山千の傭兵や多国籍の寄せ集めの軍勢しか持たない彼がそれを積極的に動かす景気付けとしては、なかなかに巧妙と言えるんじゃないかと。チェーザレ・ボルジアはルネサンス期のイタリアに現れ、戦国時代の様に群雄割拠していた上に国外勢力の介入まで受けていた当時のイタリアに新秩序を打ち建てようとした若者です。己の目的と野望の為ならば手段を選ばぬ冷徹さとそれを実現するヴィルトゥ(力量)は、かのマキャヴェッリがあるべき君主の理想として挙げたほどで、戦場では勇猛に、策略は抜かりなく容赦なく、とその多面的かつ多才な人物像には非常に興味を惹かれます。特に目下進行中の惣領冬実先生の漫画"チェーザレ破壊の創造者"が実に楽しみであります。――カエサルか、しからずんば無か!!いざやロマーニャを平らげん!

 以上

 結構かかりましたね。
 酒飲んでごろごろしたり、CODしたり、amazonから届いた書籍を眺めて歪んだ笑みを浮かべてたせいじゃないですよ、本当です。

 五大勢力で貴方の好きなイタリアの勢力は? とのアンケートを取ってみたら、現在のところヴェネツィア共和国が一位です。私もヴェネツィア共和国の不思議な政体と渋い外交政策、そして比類なき海軍力に心惹かれております。
 十分な資料が揃ったなら挑戦してみようかと。いつか国営造船所や金角湾から出撃する分遣艦隊とか東地中海で大暴れする大艦隊を描いてみたいものです。

 いきなり下世話な話ですが、当時の傭兵隊長が実際どれくらいの報酬を得ていたかをググってたら素晴らしい論文を発見したのでコンドッティエーレの実態に興味のある方は”ルネッサンス期イタリアの傭兵隊長”でググってください。至高のひと時を過ごせるんじゃないかと。

 -いつもの蛇足-
 
 今回の絵で右端で歪んだ笑みを零してる隊長は著名な傭兵隊長ではなく、有力傭兵隊長の下請け契約を結んだ小規模傭兵団の隊長だと思います。ある調査では傭兵隊長達の出自の半分以上は庶民ではなくそれなりに名のある一族や貴族など既に一定の社会的経済的特権を持っていた人々だったそうです。
 右端の人はその人相風体からあんまりやんごとなき御身分とは思えない(人を外見で判断してはいけません)ので多分下層階級から成り上がった古参傭兵なんじゃないかと。
 成功した上流の傭兵隊長たちがしばしば示したような人文主義的文化、ギリシャ・ローマなど古代の哲学や文学に美術などへの理解や知的好奇心や興味関心はあまり無く、ただ金と活躍の場を求めてその抜きん出た能力を限界までろくでもない方向に発揮するそんなお人柄が偲ばれます。
 おそらくは困窮した市民とか農家の親御さんが口減らしの為に、10歳にもならぬ前に荷運びとか武器整備係とか補給係(命がけの窃盗含む)として傭兵団にぶっ込んで、30年以上を生き馬の目を抜くイタリアの戦場で過ごしてきたんじゃないかと。
 部下や同僚には相応に慈悲深さを見せますが、敵や獲物には驚くべき残忍さを見せ、フェラーラ戦争ではエルコレ1世・デステの配下に紛れ込み良い意味でも悪い意味でも大活躍、”ロマーニャの赤い悪魔””百人隊長”などの異名を取るも戦中の問題行動により契約の更新を勝ち取る事が出来ずお払い箱。
 持ち前の社交性の無さや政治能力の欠如から根無し草となり、数え切れぬほどの勢力を渡り歩いた後に利害の一致を見たチェーザレに拾われ使ってもらえる事に。
 そのろくでもない経歴上、イタリア各都市に妻がいて、もう一個部隊編成できるくらい息子とか娘とか孫がいるんじゃないかと。で、ろくに名前も覚えてないくせに律儀に生活費を仕送りしていたり…。
 あと、あれです。酔うと初陣はサン・ロマーノの戦いだった、とか遠い目をして二秒で分かる法螺を吹きます。で、あんたは何歳だよ、と部下に突っ込まれるという。
 チェーザレによる一連の軍事行動では僅か百人程度の部隊ながら傭兵とは思えぬ攻撃精神を見せつけ、次々と一番槍や城壁一番乗りを果たすも大抵、上位指揮官に手柄を奪われるという大変残念な戦績となっており、フォルリでは名誉挽回の機会を虎視眈々と狙っているのだとか。

 そんな感じでお願いします。だから何が…。そんなあまりお洒落じゃないルネッサンス期の戦いを描いた映画を見たいものです。


・万巻の書を積みしも

 読まなければ、その意を解さねば、用は成さぬ。
 最近、我が部屋をさらに狭苦しいものにせんと、その山に加わった仲間達。

アラトリステ原作 1-5巻 丁寧な翻訳と注釈が素晴らしい。

雑兵足軽たちの戦い (講談社文庫)
神聖ローマ帝国 (講談社現代新書)

Soldiers of the English Civil War
The Fortress of Rhodes 1309-1522
Wellington's Highlanders
Frederick the Great's Allies
Ancient Chinese Armies 1500-200 BC
Imperial Chinese Armies (1): 200 BC-AD 589
Imperial Chinese Armies (2): 590-1260 AD
Late Imperial Chinese Armies 1520-1840
The Venetian Empire 1200-1670
Renaissance War Galley 1470-1590
Fallschirmjaeger: German Paratrooper 1935-45
German Special Forces of World War II
Imperial Armies of the Thirty Years' War (1): Infantry and artillery

 我ながら清清しいまでのアレな感じです。エンゲル係数ならぬAmazon係数があったら悲惨な事になってそうですね。酒代を加えたら目も当てられません。

 これに加え漫画の”秘身譚”が非常に面白いです。
 西暦217年、ローマ帝国統治下のアンティオキアを舞台にピルグリム・イエーガーの著者伊藤 真美氏が描く古代世界の漫画です。カラカラ帝の暗殺から始まり、マクリヌス帝、そして今後はヘリオガバルスの時代へと帝国の混沌の時代が描かれて行くのではないかと思われます。神秘的な雰囲気と凝った時代考証のリアリティーが程よく混ぜ合わさり好みのバランスとなっておりますのでローマ帝国市民は是非。第3軍団ガッリカのヴェネフィキアリウス・コンスラリス(上級特務兵)が活躍する漫画など他にありませんし。


 さて、今回はこの辺に致しましょう。次は何処へ行くか考えつつ眠る事にします。
 また何ぞ出来ましたら、お付き合い下さい。

 傭兵諸君に不滅の栄誉と勝利の栄冠が与えられん事を!!
 
軍団兵履歴

Legionarius

Author:Legionarius
主に世界史・戦史(東西問わず)の絵を描いております。

形式:Legionarius
状態:製造年月日から30年以上経過
使用燃料:Laphroaig,Bowmore,
Ballantine(12年が好ましいが財布が薄いのでfinest)
エンジン形式:惰性型酒冷4ストロークバルブ108気筒
始動形式:諦念あるいは深い溜息
搭乗機:CBR600RR07白→CBR1000RR2012に機種転換(乗り手に過ぎる良い機体ですがハイオクは財政が……)

音楽:(Bill Evans, Miles Davis, Dvořák, Linkin Park, Rammstein, Killswitch Engage, Enigma外)気に入れば何でも。

書物:ノンフィクション、歴史(ローマ史、古代ギリシャ,WW2外)、SF(ホーガン、ハインライン外)、最近はOsprey社の本ばかり。主にマクブライド先生のやつばかり。

漫画:(大陸軍は世界最強とかアララララーイとか)雑食。

ゲーム:ROME TOTAL WAR、MEDIEVAL TOTAL WAR
     CALL OF DUTY、S.T.A.L.K.E.R、SILENT HUNTER外

好きな陛下:Marcus Aurelius Antoninus、Flavius Claudius Julianus
好きな甲冑:ロリカ・セグメンタータ
好きなヴァンツァー:フロスト
好きなマクナブ:受領通知!!、カチカチ、カチカチ、続刊はいつですか。
以下、好きなギボン、サトクリフ、パウルカレル、スティーブンハンター、フォーサイス、ルカレ、エルロイなどと八万行に渡って続くので割愛。

辺境報告
往復書簡
オスティア港
記録抹殺刑を免れしもの
軍団基地施設案内
忠誠宣誓をした軍団兵の人数
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