兄弟よ!

兄弟よ!
三週間後の私は畑で収穫だ。
諸君も好きなところへ帰れるだろう。

隊形を崩さず私に続け。
もし独りになり金色の野と太陽が見えたなら、もはや何も恐れる事はない。
その先はエリュシオン(天国)だ。
神々に召されたのだ。

兄弟よ!
勇敢なる者に永遠の栄光を!

―――映画グラディエーター冒頭マキシマス将軍による突撃前の演説。一部好みに合わせて改造。

 グラディエーターは最高です。
力と名誉
以下Pixvより
―――紀元180年、ゲルマニア。マクシムス・デキムス・メリディウス将軍と忠実なるフェリクス軍団第一大隊兵達。グラディエーターは私が一番好きな映画です。大きな壁紙が欲しかったのですが見つからないので自分で描く事に。公式画像を参考に色々加えました。フェリクスは第Ⅳ軍団フラウィア・フェリクスだと思うのですが映画だとⅢになってます。詳しい人、経緯を教えてください。ローマ帝国万歳!!「私の合図で地獄の釜を開け」
―――

疲れましたが実に楽しい。
ローマ軍団には何処に行けば入れてもらえるんでしょう。
えっ、ローマ市民権がないから駄目?
軍団兵になる夢、早くも挫折。

明日は月曜、戦が始まります。
皆さんに力と名誉を!


 以下に小説っぽいもの、第34回です。

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余はもしアレクサンドロスでなかったらディオゲネスでありたい

 大王が古代世界において輝ける存在である事は疑いない事ですが、ディオゲネス先生はさらに燦然と輝く美しき人です。私は神々のように人を支配することができる、海賊に捕らえられ奴隷商人にお前は何が出来ると聞かれた彼はこう答えたそうです。真理を尊び、己の精神の主人である彼は何かに隷従している余人とは違う、と言ったのです。彼は富豪にその才を認められ彼に貢献し、そして自由を手にしました。そのようにありたいものです。が、樽の中に暮らしたり寺社仏閣でごろ寝したりすると逮捕されそうなので私には険しい道です。

 己の主であり続ける事は極めて困難なことだと勤め人になった私には良く分かります。マルグリット・ユルスナール著「ハドリアヌス帝の回想」を読んでいて極めて示唆的な一文に出会いました。
 以下127Pより引用―――世界じゅうのあらゆる哲学者の力をもってしても奴隷制廃止に成功するかどうか疑わしい。たかだかその呼び名を変えるくらいのことであろう。わたしはわれわれの奴隷制よりももっと狡猾で目立たぬゆえにもっと悪質な奴隷制の形態を想像することができる。たとえば自分が仕事に縛りつけられているのに自由だと信じている白痴的に満足した機械に人間を変えることとか、人間的な閑暇や娯楽をとりのぞいて、人間の内に、蛮族が戦いに対していだく情熱のようにがむしゃらな労働への嗜欲を助長することなど。この精神の隷属、あるいは人間的想像力の隷属よりは、事実上の奴隷制のほうがましである。―――引用終り。
 これはユルスナール先生がハドリアヌス帝の口を借りて現代の情勢を冷徹に見抜いたのではないでしょうか。私の勝手な判断ですがそのように読み取れました。出版は1951年、しかしその本質は現在も変わらぬもののように思えます。私の杞憂であると良いですね。

 さて、泡盛萬座が良い具合に脳に効いてきました。上の文章を読み返すと良く分かります。政府がこの恐るべき液体に規制をかけないのは賢明な措置であると思います。私と私の未だ見ぬ同志達が立ち上がるでしょうから。

 絵ですがLegionariusなどと名乗っておきながらローマ軍団兵を一度も描いていないという間抜けな事実、愛してやまない映画グラディエーターのでかい壁紙が検索しても見つからないという二つの動機からマクシムス・デキムス・メリディウス将軍と愉快な仲間達を描いています。小さな公式画像を元に描き起こし、勝手に百人隊長や軍旗を加筆するという恐るべき暴挙に出ています。果たして完成するのでしょうか。まあ、頑張ってくれたまえ、私。

 ではいつもの続きを貼って描いたり飲んだり風呂入ったりして寝ます。
 ぬくい布団は人類の至宝です。朝そこから這い出る絶望感は全人類の敵です。

 第33回




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軍団長に歓呼三声!!

 休みはいい。誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ、独り静かで豊かで……。休みの終焉が近づき、思わずどこかのグルメな人みたいになってしまいました。夜遅くまでLEFT 4 DEADをやって起きたら昼でした。一緒に戦った人、誤射を頻発させてすみませんでした。酒飲みながらやったからだと思います。飲酒戦闘、ダメゼッタイ。CHIVAS REGAL12年が安売りになっていたのが全ての元凶です。

 お得意の責任転嫁はこの辺にしておきます。ここんとこ数日はクシャナ殿下と第三軍の方々を描いておりました。顔を描くのは難しいですね。あと連隊旗が良く分かりません。
 とりあえず、軍団長に歓呼三声!!
主の帰還
ラァーラァーラァー! そんな感じです。いつかあの突撃の場面も描こうと思います。

 前回の続きを貼りつつ、システム飲酒モードに移行します。常時じゃないのかよ、と。

 第32回
*会戦なので暴力的な場面を含んでおります。目にしたくない方は大西洋の壁が完成するまで前線から退避して下さい。

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前に断崖、後ろに狼

 こんばんわ。
 今日は休みを頂き、しろがねさん(CBR600RR)を駆って秋葉原に行ってきました。目的はPC CHAOSでLEFT 4 DEADを購入することです。休みを取って他にする事は無いのかよ。

 相変わらず戦争のように混み合った246を潜り抜け、今までに無い迅速さで目的地にたどり着きました。Fallout3を発見し一緒に買ってしまおうかと思ったのですが財布の中身を見てそっと棚に戻しました。値段を見ないで買い物をしたいものですね。
 帰りは往路よりもさらに加速し一刻も早くPCのスイッチを押すべく家を目指しました。
 途中で白いバイクやライトバンに乗った青い服を着た人達による有料サイン会場が開かれており、何も悪い事はしていないのにひやひやしておりました。

 さてLEFT 4 DEADですが内容はこれ以上ないほど単純です。群がるゾンビを相手に銃を撃ち、立て篭もり、仲間と助け合いながら脱出地点へ突き進む。それだけです。最高に熱いゲームです。Dawn of the Deadの雰囲気が好きな方にはご馳走のような内容でしょう。
 このゲームの一番の目玉はCOOPモードだと思われます。オンラインのロビーで4人のプレイヤーを集め市街地や空港、郊外など好きなマップへ飛び込んでいくのです。

*血糊や死体の表現などがあるので苦手な方は見ないほうが良いです。

1
 廃墟と化したオフィスビル、誰もいない操車場、薄暗い空間を仲間達と進んでいくと生ける屍が集団で襲い掛かってきます。しかも映画のようにのろのろと足を引き摺りながら来るのではなく、走って来ます。扉を吹き飛ばし、梯子をよじ登り、逃げても逃げても追いかけてくるのです。当然一人の力には限界があり、装弾中などに一瞬で囲まれて肉を啄ばまれそうになりますがそこで仲間の存在が重要になってきます。
2
 物量に負け、斃れていると頼もしい仲間の声が聞こえ、大口径のショットガンが唸り、自分に覆い被さっていたゾンビが吹き飛んでいくのです。道中では爆発、炎上、ゾンビの大量投入、TANKという巨大で頑健な化け物、すばしこいHANTER、触らぬ神に祟りなしを地で行くWITCHの出現といったプレイヤーを飽きさせぬ演出がさながら洪水のように押し寄せてきます。実に素晴らしいゲームです。
3
 夜が明けるまで友達とやったゴールデンアイ、ガーディアンヒーローズ、その手のゲームが好きな方には是非お勧めです。
4
 legateという名で出撃しておりますのでお見かけの際には是非同道致しましょう。
 今日、共に地獄を潜り抜けた6人の方々に感謝を。


 いつもの続き。
 第31回






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これ以上さまよい歩くな。

これ以上さまよい歩くな。君はもう君の覚書や古代ローマ・ギリシャ人の言行録や晩年のために取っておいた書物の抄録などを読む機会は無いだろう。

           ――マルクス・アウレリウス・アントニヌス「自省録」 岩波文庫 神谷美恵子訳
                     第三巻 14章 冒頭

老身を省みず病苦を堪え、克己心を忘れることなくゲルマニアの最前線で兵士達と危険を共にした皇帝の自らに向けた言葉。幕舎の中で真に愛する学問から離れ、己に残された僅かな時間を公務に投じる事を決意した皇帝陛下の事を思うと実に目頭が熱くなるものです。今日は私も陛下に敬意を表し酒を控えましょう。決して棚を漁っても空き瓶しかなかったからではありません。決して……。

先週からちまちまと描いていた絵でも貼ります。
一騎打ち
(以下pixivの文言)
右の騎士「俺、この試合に勝ったら姫様に求婚す……ウボァァー!!」左の騎士「小童が、百年早いわ!!」右から二番目の貴賓席主賓「キャアア!黒薔薇の騎士万歳!!」同席侍女A・B「姫様、落ち着いて……」。馬上槍試合、一度は見てみたいものです。現代でも再現イベントが世界各地で行われているそうです。かなり危険な競技だったようで1559年、なんと時のフランス王アンリ二世が試合中に槍で右目を貫かれ、その傷がもとで死亡しています。げに恐ろしきかな一時の情熱。だが、それがいい。*例によって紋章や文言などは適当です。
(以上)
えらく時間がかかったのはなかなかバランス良く下書きが描けなかった為、色が今一つ分からなかった為、ゲームに気を取られていた為です。最後のは駄目な理由ですね。例によってでかいのはpixivにあります。ジョストとも呼ばれていたそうですが、なかなか熱い競技ですね。オスプレイを見ながら描いていたら構図がそっくりになってしまったのは武士の情けでご容赦を。

前回の続きを貼ってお茶を飲んだらCall of DutyのCOOPをしに行ってきます。
俺、この戦争が終ったらけ、バスッ、ターーン……。頭部を打ち抜かれ塹壕に転がり落ちる私。

第30回

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戦争は始めるのは簡単だが、終えるのは極めて難しい。

 サルスティウス先生。先生が記された真理は現代でも変わらず世界各地で証明されております。
そして私の小説もどきもまたどの様な終末を迎えるのでしょうか。酔って戦争を開始した私には如何なる始末が待っているのでしょう。

 話は変わりますが、古代、中世関係の書物の日本語訳がなされた書物は何故こんなにも少ないのでしょう。ホラティウス先生やウェルギリウス先生の書物をamazonなどで検索しても目の飛び出るような価格のものが少し表示されるだけです。ベリサリウス将軍の栄光と屈辱の軌跡を追うべくプロコピオス先生の秘史を探してもありません。……需要か。私が独裁者になった暁にはその辺をもっと充実させていきたいと思います。まずはビアホールで情熱たっぷりに演説する練習から頑張っていきます。……ラテン語とギリシャ語の勉強をしたほうが早そうだ。

 今晩も芋焼酎(薩摩美人)を流し込みながらもそもそと書いたり描いたりしています。多角経営に手を出して自壊する野心溢れる企業のようです。果たして絵は完成するのでしょうか。


 前回の続き、第29回、全体の半分くらいには達したと私は考えております。
 いつも読んでくださっている方、本当にありがとう御座います。
 pixivでコメントを下さったケントゥリオさんは、もしやニコニコ動画で勇名を馳せるケントゥリオP氏なのでしょうか。違ったら申し訳ありません。
 
 皆様に良き夜あれ。

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成長しなきゃあオレたちは栄光を掴めねえ

 我が心の師、プロシュート兄貴の言うとおりです。
帰宅して午前2時までぼんやりと酒を喰らって起きたら土曜の午後2時でした。
12時間も惰眠を貪るなんて成長とは無縁、とても文明人のする事とは思えません。

 マックス・ヴェーバー先生が百年前に喝破した精神無き専門人(私は何の専門家でもないが心は無い)、心情無き享楽者を地で行っている私は勤務中も心ここにあらずといった感じです。忍者説が浮上した俳人張りに枯野を駆け巡ってます。そうヨコハマ買出し紀行に出てくるような野原をです。あの漫画は素晴らしい世界を我々に体験させてくれますが、ふと作品への没入から我に返り現実とのギャップを意識したときの絶望感は比類ないものがあります。そんな脆弱な精神を保有しているのは私だけですか、そうですか。
 
 さて、何の話でしたかね。何も話題が無いのに捻り出そうとするとこういうとんでもないことになります。そう、Call of Duty world at warが発売されていたので入手しました。給料日までまだ一週間あるのに……。 このゲームは1、2、3とWW2が舞台で4は現代戦をモチーフにしており、世界的な支持を受け1000万本以上売り上げたそうです。私は一作目のソ連軍シナリオにおいてスターリングラードの赤の広場で堅固なドイツ軍陣地に突撃する、という演出の洗礼を受けてからというものこの作品の虜です。
 銃は二人で一丁、翻る赤旗、背後では督戦隊が味方の背中に機銃の照準を合わせています。
政治将校が母なる祖国のために、勝利か死か、などと怪しげなお題目を唱えホイッスルを吹くと戦友たちがウラァー!!と吶喊を始めばたばたと薙ぎ倒されていくのです。泥濘に這い蹲り、斃れた戦友から銃を取る。衝撃的なゲームでした。それから四作、三作目は開発元が違うのか不評だったそうですが今回発売された作品もそのチームが作ったもののようです。事前の評価はあまり芳しくなかったようですが私は思いのほか楽しんでおります。
 今回の敵はおなじみのドイツと大日本帝国ですが、オープニングで如何に日本軍が残虐非道で人でなしな連中であるかということを映像で見せ付けられます。今回はこの辺の演出が多くのユーザーの物議を醸したようです。使われている動画が当時の連合国のプロパガンダ映画からの抜粋であり日本軍の行った事ではないことまで濡れ衣を着せられているそうです。確かにそれは不名誉なことです。歴史は勝者が作り、飾り立て、吹聴する、のが世の常とはいえ残念なことです。
 が、私はここでもう少し考えを巡らせてみました。ここからは私の偏見と勝手な想像です。特定の国家や個人、団体を貶めたり称揚したりするつもりはありません。
 まず、プレイヤーたる主人公は当時の米国海兵隊員、あるいはソ連軍の一兵士です。例えば彼はアメリカ南部の片田舎の農場で暮らす白人青年、自分の州の外の事などほとんど知らないような人間だったかもしれません。特段豊かではなく政治や国際関係になど興味は無く日々の収穫や家族との生活が彼の関心の中心です。極東の島国の事など意識にも上らないでしょう。そこへある日、自分と同じ年の兵士達がハワイで大勢死んだ、というニュース(上層部が事前に知っていたとか開戦出来るよう誘導したとかはここでは語りません)が耳に入るのです。
 彼は衝撃的ニュースを受け、さらなる事実を知ろうとします。そこへもたらされるのが真実、捏造、誇張がごちゃ混ぜになったあのプロパガンダ映画、ニュース映画です。若者特有の血気と義憤に駆られた彼はそれほどまで意識していなかった祖国を強く意識し始めます。そして悪の枢軸の一角とされる帝国主義者を倒すべく立ち上がるのです。何らおかしな事ではないと思います。悪い事をしている連中がいるらしい、自分にはそれを止める人々に加わる事が出来る。そう考えるのは不自然な事ではありません。ただ、忌むべきはその動機の根源たるものがしばしば他者によって偽装され誘導されているという事実です。
 現代の知識を備えた人間が見れば納得のいかぬプロパガンダ映画も当時の人々に取ってみれば周囲の情勢を知るための重要な情報源の一つだったのです。それを忠実に再現し、プレイヤーを過去の人々と同一の視点に連れて行こうとする導入であると考えれば今作の演出もさほどおかしいとは思えません。……深読み、跳躍しすぎですかね。
 
*残虐な表現があるので避けたい人は以下を読まないほうがいいです。

 ゲームの内容ですが相変わらずの戦争っぷりです。ヘルシングの少佐が泣いて喜びそうです。今回は特に戦いの残酷さが強調されています。仲間達はあっさりと死んで行き、大口径の銃弾を喰らった兵士の手足は吹き飛び、火炎放射を被った兵士は空を掻き毟りながらのた打ち回ります。斃れたものも呻き声を揚げたり母を呼んだりします。最初はあまりに惨たらしい戦場に衝撃を受けますがだんだん考えるのをやめて事務的に処理するようになります。結局、悪を滅ぼすべく出征した当人も残虐な振る舞いをしているのです。この辺もリアルなのではないか、と私は考えます。
 今までやったこの手のゲームの中でもここまで描写するものは余りありませんでした。極めて残酷な演出ではあるものの自分がやっている事がどういうことなのか、ということを自覚できるという点においては抜群のものだと思います。怪物だからという理由で殺戮を繰り返し金銭や宝物を集める、殺した人間からは血も出ない、死体は綺麗に消える。そういう類のゲームとは一線を画しています。このシリーズ全般に言える事ですが戦争ゲームの癖にどこか反戦思想らしきものがある矛盾した作品です。敢えて苦言を呈するならば妙な言い回しの日本語と遮蔽物を使いこなせていないAIの愚かしさを調整して欲しいところです。しかしかつての日本軍狙撃兵のような優秀さを見せられたら私のようなぬるいプレイヤーではクリアできなくなりそうですね。

 で、何でそんなゲームしてるんだろう私は。そこが良く分からない。楽しいし、爽快な瞬間もあるが、自分がした事のあまりの残虐さに眼を覆いたくなる時もある。不思議だ。実に矛盾している。

……。

 馬鹿の考え休むに似たり、とかいう言葉を思い出したのでカーズばりに考えるのをやめて酒飲んで絵描きます。馬上槍試合を描きます。馬上・槍、何と甘美な響きか。

 見返したら凄い長文、おまけにあんまり内容が無い。凄い。
 酒飲んで書いたほうがマシなのか……。さっきカクヤスで買ったLa Vieille Fermeとかいう奴を飲んで見よう。お疲れ様でした。 

 いつもの続き、第28回。
*流血したり死んだりします。そう言う場面を忌み嫌う方はマジノ線やエバン・エマール要塞への退避をお勧めします。緑の悪魔に注意してください。

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思いどおりになったなら来はしなかった。

思いどおりになったなら来はしなかった。
思いどおりになるものなら誰が行くものか?
この荒家に来ず、行かず、住まずだったら、
ああ、それこそどんなによかったろうか!

一滴の水だったものは海に注ぐ。
一握の塵だったものは土にかえる。
この世に来てまた立ち去るお前の姿は
一匹の蠅――風とともに来て風とともに去る。

酒をのめ、土の下には友もなく、またつれもない、
眠るばかりで、そこに一滴の酒もない。
気をつけて、気をつけて、この秘密 人には言うな――
チューリップひとたび萎めば開かない。

天女のいるコーサル河のほとりには、
蜜、香乳と、酒があふれているそうな。
だが、おれは今ある酒の一杯を手に選ぶ、
現物はよろずの約にまさるから。

青空文庫 ウマル(オマル)・ハイヤーム 「ルバイヤート」より17、41、47、89を抜粋

11世紀から12世紀のセルジューク朝を生きた、学者にして詩人というダビンチのように多才な
ハイヤーム先生の詩を載せてみました。
イスラムの世界において、こんな詩を書いたり思想を抱いた実にパンク(そんな表現をしていいのか)な人です。かなり興味深い人物です。

以上が今日酒を控えようとして、気がついたらグラスに芋焼酎を注ぎポットのお湯を程よい加減に注いでいた私の釈明です。先生が酒を飲もうというなら仕方がありません。

さて、絵ですが狙撃手を描いておりました。
狩る者、あるいは狩られる者
観測手「気温21℃、湿度80%、北西から風力1、高低差マイナス5、距離623m。やれるか?」射手「目と鼻の先、一撃必殺ですわ」。コロンビア辺りの密林で政府が関係性を否認する非公式作戦に従事するモリゾーとキッコロ、嘘です。いつか書こうと思っている民間軍事会社をモチーフにした小説の登場人物です。観測手は元第22SAS連隊所属のスコットランド人軍曹で射手はかつて海兵隊フォースリーコンに所属していた二等軍曹(名家の家出娘)という怪しげな設定です。米軍公式サイトのギャラリーを参考にしました。

そんな感じです。ジャングルをもっとうまく描けるようになりたいものです。
前回の続きを貼っておきます。
お疲れ様でした。
第27回

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Uncommon Valor was a Common Virtue

 酒を飲みながら更新する事の愚劣さを体現する反面教師的ブログですが、今日もまた過ちは繰り返されるのです。これはひどいインターネットですね。ニミッツ提督の名言も台無しです。提督、戦艦三笠には何度も足を運んでいるので許してください。あ、あと一部の不埒な輩のために猿島要塞の内部に入れなくなってしまったのは何とかならないのでしょうか。……関係ないですね。
 
 今日は帰宅後、いつの日か書こうと思っている民間軍事請負会社をモチーフにした小説の登場人物達を描いておりました。民間軍事会社、あるいは民間警備会社はPMCとかPMFとか呼ばれておりますが菊池 良生氏の「傭兵の二千年史」、P.W.シンガー氏の「戦争請負会社」、とかロバート・ヤング・ペルトン氏の「現代の傭兵たち」を読む限りでは結局のところ傭兵斡旋会社のように思えます。合法的な法人格の具備と政府の外注という正当性を得てなお、その本質は金銭対価に対する軍事的知識、あるいは物理力の提供という古来からの傭兵産業と概ね変わるところがありません。
 私の知る限り近代では長らく傭兵や封建領主といった軍事専門家たちに委ねられていた戦いが一時だけ徴兵制という大量動員制度に場を譲ったという認識なのですが、昨今ではまた志願制に戻り職業的軍人が求められる時代になっているようです。ランツクネヒトやスイスの槍兵達の様に彼ら同士が戦場で相見え代理戦争を演じる日が再びやってくるのでしょうか。もうそうなっているのかもしれませんね。

 画像が無いと寂しいので今日腹に収めたものでも貼っておきます。
秋刀魚
見せ方というものを知らぬ下手糞な写真ですが秋刀魚と茄子と海老のすり身です。ビールが美味い。



いつもの続きを貼って絵を描いて寝ます。
すごく……パターン化された毎日ですね。
株のシステムトレードみたいに自動で出来そうです。


第26回です。
親切にも最後まで読んでくださっている方、ありがとうございます。


 

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平和を望むなら、戦争に備えよ

備えを怠ったつけを払ってきました。
疲れ、た……。

今日学んだ教訓。
自由は尊い。
疎まれ様が何だろうがやりたくないことはやらない。
結局のところ他人は他人である。

他にもいろいろあったような気がするけれどあまりにも疲れて考えがまとまりません。
体力的にというより精神的に疲弊しました。

絵を貼っておきます。要領の都合でえらく滲んでいます。
マシなほうをpixivにあげておきます。
バランス、難しいですね。
ヴァンシップ

LAST EXILEのタチアナとアリスティアとその搭乗機です。
ヴァンシップ、欲しい……。

前回の続きを貼って布団に潜ります。
あと、もう朝とか来なくていいです。

第25回。

*流血を伴う描写があります。苦手な方は千里の彼方へ撤退することをお勧めします。

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危険を冒す者が勝利する。

 でもレジメント(SAS)の本当のモットーはチェック&テストですよねマクナブ先生。
11時過ぎまで延々帳簿をチェックしていたらただでさえ少ない脳がとろけて耳から出そうになりました。で、帰宅して一時間ほど絵に色を塗っておりました。明日も早くから仕事な上に勤務時間後はク×忌々しいゴルフコンペ(10/25参照)に行かねばならぬというのにばっちり夜更かしという危険を冒しています。ああ、グレンリベット美味い……。メタルフラスクに詰めて金曜、土曜を乗り切ろう……。
 
 過去の日記を読むと酒のせいなのか元からそうなのか話題の飛びっぷりが凄まじいですね。
キングクリムゾンかザ・ワールドあたりを喰らっているんじゃないかと。そういう病気なのかもしれないという気がしてきました。いつか治るといいですね。

 本を読んだりと、このページの副題に銘打っている以上最近読んでいるものについて書き記すべきでしょう。今読んでいるのはヴィクトール・E・フランクル著「夜と霧」、マルグリット・ユルスナール著「ハドリアヌス帝の回想」です。
 前者は二次大戦時の強制収容所における自らの体験を心理学者がその専門的観点から考察した書籍です。水のようなスープを与えられ吹雪の中の重労働に駆り出されたり、家族は無事か?何時解放されるか?は不明、理由も無く殴られるのは当たり前で仲間たちは失意の中餓死し、あるいは自ら死を選ぶ。そう言った人間性や自由が全く存在しないかのように見える絶望的状況の中でそこにいた者たちの精神がどのような軌跡を辿っていったのかを丹念に描写しています。私にとって印象的だったのはそこに居ない筆者の妻との対話についての回想と灰色の世界に落ちていく人々がふとした瞬間に木々の間からこぼれる夕日といった美に心打たれ、生命線であるパンやスープを損なうことすら惜しまない事もあったという記述です。そして如何に過酷な状況であろうとも人間には究極的な精神の自由と高潔な振る舞いを選び取る勇気があるのだ、という主張にはとても心打たれるものがありました。本書に記載されているような英雄的かつ高邁な精神の持ち主達の様には振舞えないかもしれませんがマルクス・アウレリウス帝のより善くあるべし、という信条を忘れてはならぬという事が身に染みる書でした。
 後者はまだ最後まで読んではいないのですが概要としては死を前にした古代ローマ帝国の皇帝ハドリアヌスの皇位継承者への遺言という形式を取っています。まるで本人の回想録のような本書は古代ローマに興味のある者ならば是非とも一読すべきでしょう。ハドリアヌスは先帝トラヤヌスの時代に最大となった版図を縮小し国家の土台をより強固なものとすべく全土の視察や内政の整備に尽力した皇帝です。詳しく正確な情報は著名な人物ゆえにネットの随所にあるのでそちらを参照されたほうが良いでしょう。こういう本はゆっくりと落ち着いて読みたいものです。通勤電車などではなく・・・・・・。

 絵はあと少し手を加えたらご披露したいと思います。
 安西先生、時間が欲しいんです。
 いつもの続き。 第24回。

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あなたが一番影響を受けた本はなんですか?↓

↑銀行の預金通帳だよ、byジョージ・バーナード・ショー。

*以下に残虐無比かつ非道な歴史の記述と私の怠惰な人間性が露になる様があるのでそう言う表現を目にしたくない方は閉じたほうがよろしいかと。




 ↑まったくですバーナード・ショー先生。自分の預金通帳を見るとアフガンでムジャヒディンに捕まってしまったレイドヴィキかヴィソトニキみたいにぐったりしてしまいます。生きたまま腹を開いて岩に縛り付けて放置(ギャズ・ハンターの「SAS特殊任務」という本にそう言う記述があったような)は勘弁してください。そういえばあの本に出てくるハインドの強襲は背筋が凍るような恐ろしさですね。また、どうでもいい話に。


 そう、凡夫は就職した時点で労役38年の刑なのですね。私はあと、いち、にぃ、さん……指折り数え始める。ぬう、何と言う志の低さか、ユーロが一月で20円も30円も下がったりするこのご時世に口を糊する事が出来るだけでも感謝せねば。代用コーヒーでも黴の生えた黒パンでも東部戦線では我慢です。それと比べれば……。
 酒を飲んで忘れよう。肝臓が壊れるのが先か魂が逝くのが先か。

 ろくでもない事ばかりが次々と脳裏に浮かんでは消えます。何か楽しい事を考えねば。
 今日はかのキスカ島ばりの奇跡が起きて早起きが出来たので愛車を駆り誰もいない国道を西進し多摩丘陵へ向かいました。曇りでしたが朝靄けぶる丘陵地帯をかっ飛ぶのは中々に素晴らしい経験です。そして何故か気がつくと聖蹟桜ヶ丘のくねくね道を駆け上がっていました。
 あの丘

 テレビで再放送されるたびに多くの兵共が屍の山を築くこととなったあの恐るべき映画(ジブリの「鼻をあかせば」とかそんな題名のです。「耳をすませば」ですね、すみません)の舞台だそうです。閑静な住宅街でした。地球屋を探してみましたが心が穢れているせいが見つかりませんでした。きっとやんごとなき方々が住まう丘なのでしょう。空っぽだったタンクを満タンにしたせいで財布に千円しか残っていない私は帰りのマクドナルドで460円の朝食を済ませました。
 ん……?ガソリン代ハイオク13.49L(単価135円)=1,821円>私の朝食460円。人間の尊厳とかその他色々がオスマン帝国謹製ウルバン砲の砲撃を喰らうコンスタンティノポリスの城壁のように崩れていく気がしますがアル中はそんなことは気にしません。気にしないんです。大事な事なので二回言(以下略

 帰宅した私は己の朝食としろがねさん(CBR600RRの名前、今適当に決めました。からくりサーカスのパクりではありません。断じて)が喰う燃料の経済的価値について考察するのは早々にやめにして絵を書く事にしました。今回はLast Exileのヴァンシップ、タチアナ機を描いています。何と言う破廉恥な赤、色はまだですがアラバマのお袋に良い土産が出来たぜ、と紅の豚のカーチスさんの様に唸りだしそうです。嘘です。ああ、あの流線型が最高に美しいサヴォイアS21を描きたい欲が湧いてきました。
ヴァンシップ

 絵を描いているのは本当です。相変わらず人間を描くのが難しいです。他の全ても難しい事には変わりありませんが。週半ばには完成させたいです。月次決算をちゃっちゃと片付けられれば出来る筈です。頑張れ俺、カウボーイビバップのフェイ・ヴァレンタイン並に自分を励ましつつ寝ます。

前回の続き。第23回。
*警告、悲惨な描写があります。苦手な人はシェルターへ。



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飲む理由は沢山ある。

いつもどおり題に特に意味は無いです。
先日申し上げた絵に色を塗っておりましたが自分が如何に根気の無い奴かがよくわかりました。
小説の舞台ダシュトの王都カスバです。
いつの日かpixivにいる神々の様な綺麗な絵を描いてみたいものですね。
落日の王都
圧縮すると滲んでしまうようで、もっと効率的な方法があるのかもしれません。
モデルはバビロン、ダマスカス、ヴェネツィアあたりでしょう。
次は人間を大きく書く練習をしようと思います。

さて、いつもの続きを貼って、酒飲んで映画見て本読んでぶっ倒れます。
もし早起き出来て天気が良ければ明日は聖蹟桜ヶ丘辺りまで走りにいってみます。
皆様に善き休日あれ。

第22回。

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軍団兵履歴

Legionarius

Author:Legionarius
主に世界史・戦史(東西問わず)の絵を描いております。

形式:Legionarius
状態:製造年月日から30年以上経過
使用燃料:Laphroaig,Bowmore,
Ballantine(12年が好ましいが財布が薄いのでfinest)
エンジン形式:惰性型酒冷4ストロークバルブ108気筒
始動形式:諦念あるいは深い溜息
搭乗機:CBR600RR07白→CBR1000RR2012に機種転換(乗り手に過ぎる良い機体ですがハイオクは財政が……)

音楽:(Bill Evans, Miles Davis, Dvořák, Linkin Park, Rammstein, Killswitch Engage, Enigma外)気に入れば何でも。

書物:ノンフィクション、歴史(ローマ史、古代ギリシャ,WW2外)、SF(ホーガン、ハインライン外)、最近はOsprey社の本ばかり。主にマクブライド先生のやつばかり。

漫画:(大陸軍は世界最強とかアララララーイとか)雑食。

ゲーム:ROME TOTAL WAR、MEDIEVAL TOTAL WAR
     CALL OF DUTY、S.T.A.L.K.E.R、SILENT HUNTER外

好きな陛下:Marcus Aurelius Antoninus、Flavius Claudius Julianus
好きな甲冑:ロリカ・セグメンタータ
好きなヴァンツァー:フロスト
好きなマクナブ:受領通知!!、カチカチ、カチカチ、続刊はいつですか。
以下、好きなギボン、サトクリフ、パウルカレル、スティーブンハンター、フォーサイス、ルカレ、エルロイなどと八万行に渡って続くので割愛。

辺境報告
往復書簡
オスティア港
記録抹殺刑を免れしもの
軍団基地施設案内
忠誠宣誓をした軍団兵の人数
神託を得る
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